数十秒のズレで謝罪なんて「日本だけじゃないか」、時間に正確な日本人=中国メディア

数十秒のズレで謝罪なんて「日本だけじゃないか」、時間に正確な日本人=中国メディア

電車の発車時間が定刻より20秒早かったことで運行会社が正式に謝罪することが日本で相次いで起こった。中国メディアは、世界の鉄道の定時運転の違いを調べ、日本の鉄道の正確さに舌を巻いた。(イメージ写真提供:123RF)

 日本人は時間に正確だと言われるが、電車のダイヤの正確さでも世界トップレベルだろう。今月11日には、琵琶湖線の能登川駅で、新快速電車が25秒早く発車したことをJR西日本が発表し謝罪した。昨年も、つくばエクスプレスで電車を定刻より20秒早く出発させたとして、運行会社が謝罪している。

 秒単位で早く出発したことを詫びる国など日本くらいのようで、中国人からすると奇特なことと感じるようだ。中国メディアの快資訊は21日、この話題に触れ、日本の電車の時間の正確さは各国と比べてどれくらい特別なのか考察する記事を掲載した。

 JR西日本によると、車掌は発車の定刻を1分早く勘違いしてドアを閉めた後、間違いに気づいたが、ホームに客の姿が見えないのを確認して出発したという。実際にはホームに客数人が取り残されていたことで、鉄道会社が「お客様に大変迷惑をかけた。再発防止に努める」と謝罪した。記事は、大抵の国の人にとってたった数十秒の間違いを詫びるというのは「想像もできない」ことだと感想を述べている。ここにはもちろん中国人も含まれるのだろう。

 では、他の国ではどうなのだろうか。記事によると、国によって定時運転の定義が違うので比べるのは難しいという。時間に厳しいスイスでは「3分以内」、基準が2つあるドイツでは「5分」と「15分」以内では定時とみなされるというが、日本では東海道新幹線が「年間平均遅延時間が50秒を超えてしまった」ことで謝罪したことがあることを考えると、やはり日本の正確さは次元が違うと言えるだろう。多くの鉄道会社では、5分以上遅れた場合遅延証明書が発行されるほどだ。

 日本では当然と捉えがちな時間に正確な電車。各国と比べてみると、当たり前ではないことを実感させられる。記事は、「文化が違う」としているが、日本人の国民性や習慣がそうさせているのだろう。この裏には関係者による膨大な努力があることを意識しながら、感謝して利用したいものである。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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