20年も経済が停滞しているのに「日本のGDPが英独より上なんて不思議」=中国

20年も経済が停滞しているのに「日本のGDPが英独より上なんて不思議」=中国

中国では、日本が「失われた20年」を経てもドイツや英国よりも経済規模が上であることが不思議に感じるらしい。(イメージ写真提供:123RF)

 バブル崩壊後に経済が長く停滞した日本。長い間、日本は国内総生産(GDP)で世界2位の位置を保ってきたが、「失われた20年」と呼ばれる停滞期のなかで2010年には中国に抜かれて3位に後退した。しかし、一部の中国人は「日本経済も決して悪くない」という認識を持っているようだ。

 中国メディアの快資訊は20日、日本経済は20年も低迷してきたのに、いまだにGDPが世界3位というのは驚きだとする記事を掲載した。日本が「失われた20年」を経てもドイツや英国よりも経済規模が上であることが不思議に感じるらしい。

 記事はまず、ただでさえ小さな島国で経済的に不利なはずの日本が、戦後に敗戦国になったにも関わらず復興に成功したことに言及した。これには、ドイツのように国が分断して占領されなかったこと、朝鮮戦争が経済回復にチャンスとなり、その後急速は経済発展を遂げたと分析した。

 その後、1985年のプラザ合意で円高ドル安となったためバブル経済となり、多くの日本人が余ったお金を不動産へ投資したため、不動産価格が急上昇し、1995年にはピークを迎えたものの、その後バブルが崩壊して長い経済低迷の時期が始まったと伝えた。

 とはいえ、日本経済は今でも高い水準を保っていると記事は指摘。英国、フランス、ドイツよりもGDPが高く、生活レベルも高くて経済が安定しているため、アジア諸国から出稼ぎに来る人が多く、彼らは日本で稼いで故郷を豊かにしているほどだという。これには、中国からの出稼ぎ労働者も含まれているのだろう。

 こうした日本経済について、記事は何度も「本当に不思議」な話だと繰り返している。急速に発展したとはいえ、貧富の差が大きく、完全に安定したとは言えない中国経済からすると、停滞期とはいえ安定した日本の経済が羨ましく感じられるのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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