日本に学ぶべきは多いが「中国人が日本の匠の精神を学ぶのは間違っている」=中国

日本に学ぶべきは多いが「中国人が日本の匠の精神を学ぶのは間違っている」=中国

ある中国メディアは、中国で「日本に学べ」という声が根強く存在することについて、「日本を過度に美化している」と主張した。(イメージ写真提供:123RF)

 中国では日本製品の「品質の高さ」は広く知られており、その品質を生み出しているのは「日本人が細部までおろそかにしない『匠の精神』を持っているためだ」という論調が一般的だ。そして、中国製品も品質を向上させたいならば、日本人の匠の精神に学ぶべきという声も多く聞かれる。

 だが、こうした声に対して疑問を投げかける中国人が存在するのも事実であり、中国メディアの快資訊はこのほど、日本には中国が学ぶべき点が数多くあるのは事実だと指摘する一方、「中国人が日本の匠の精神を学ぶのは間違っている」と主張する記事を掲載した。

 記事は、日本では匠の精神を持つ人びとは「職人」と呼ばれていると伝えつつ、1つの道を極めようとする姿勢は尊敬に値すると指摘。また、多くの中国人にとって日本の「匠の精神」は敬服に値する存在であり、中国が日本に比べて劣るものの代表的存在と見なされる傾向があることを紹介した。

 さらに日本では社歴が100年を超える企業が非常にたくさん存在するのに対し、中国は数えるほどしかないという事実も、中国人に「匠の精神」が欠けていることを示す事例として扱われていることを指摘。一方、近代の中国はアヘン戦争や日清戦争など度重なる戦乱と苦難に満ちていたとし、社歴が長い企業が少ないのは戦乱のせいであり、中国4大発明をはじめ、中国の歴代王朝で生み出された数々の技術や技巧は戦乱のせいで失われてしまったのだと論じた。

 また記事は、中国で「日本に学べ」という声が根強く存在することについて、「日本を過度に美化している」と主張し、外国の技術を学ぶことには反対しないとしつつも、「精神や考え方は中国伝統の考え方を堅持していくべきである」と主張した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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