近くて、治療費が安く、技術も高い! 中国人に「日本の医療」が人気なのは必然だ=中国

近くて、治療費が安く、技術も高い! 中国人に「日本の医療」が人気なのは必然だ=中国

2016年に日本の医療ビザを取得した中国人は、前年の38%増に当たる1149人だったが、健康診断を目的とする場合は医療ビザではなく観光ビザなど短期滞在ビザで済むため、実際にはさらに多いようだ。(イメージ写真提供:123RF)

 中国では、海外で医療行為を受ける医療ツーリズムが最近人気となっている。健康診断やがんの治療が多いようだが、医療旅行先としては日本と米国が人気だという。中国メディアの快資訊は22日、「医療ツーリズムには日本と米国のどちらを選ぶのが良いか」と題する記事を掲載した。

 記事はまず、距離の近さから日本は有利だと紹介。2016年に日本の医療ビザを取得した中国人は、前年の38%増に当たる1149人だったが、健康診断を目的とする場合は医療ビザではなく観光ビザなど短期滞在ビザで済むため、実際にはさらに多いと分析した。

 医療旅行先として日本が魅力的なのは、腫瘍の摘出などで「手術のレベルが高い」こともあるという。ある調査によると、がん全体で言うと5年後生存率が日本は57.4%、米国は64.0%、ちなみに中国は36.0%だったという。日本は米国より低いものの、肺がんに限れば日本は32.9%と、米国の21.2%、中国の19.8%よりずっと高い数字となっている。しかし、昨年国立がん研究センターの発表した数字によると、がんの5年後生存率は69.4%、肺がんは44.7%とさらに数字が高くなっているようだ。

 記事は最後に、「費用の安さ」でも日本は魅力的だと伝えた。先進的な医療についていうと、中国よりも安く済ませられることが多く、半分くらいで済むことさえもあるとした。近くて、治療費も安く、技術も高い日本の医療が中国人に人気なのは必然とも言えるだろう。

 もっとも、記事によると中国の医療技術が高くないわけではないという。記事は、中国では患者が病院に来るときにはすでに中期・末期で多くは転移していて手の施しようがないのだとも付け加えた。日本ではがん検診が定着していることも、国民の健康につながっているのは間違いないだろう。日本では、医療ツーリズムが始まったのは比較的最近ではあるが、これからさらに多くの外国人が医療目的に訪日するだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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