中国の産業が日本に及ばないのは「中国人はすぐにお金にならない仕事が嫌いだから」=中国

中国の産業が日本に及ばないのは「中国人はすぐにお金にならない仕事が嫌いだから」=中国

中国企業の寿命は平均で7ー8年なのに対し、日本企業は20年以上というデータもある。この違いは、なぜ?(イメージ写真提供:123RF)

 日本は老舗企業が非常に多いが、中国には100年を超える老舗企業はほとんどなく、数えるほどしかないため、中国人のうらやむところのようだ。東京商工リサーチによると、2017年の時点で創業100年以上となる老舗企業は、日本全国に3万3069社もあった。このうち1割は創業200年以上である。

 中国メディアの快資訊は23日、中国の産業が日本に及ばないのは匠の精神のためだとする記事を掲載した。中国にも匠の精神を持った人がいるものの、その数は非常に少ないのだという。

 記事はまず、日本企業の「寿命」に言及した。中国企業の寿命は平均で7ー8年なのに対し、日本企業は20年以上というデータもあるだという。記事は「天と地の差だ」とため息交じりに伝えた。経済発展の著しい中国では、すぐにお金になる仕事が人気で、なかなか成果の出ない職人という仕事は不人気だが、「心の中では尊敬している」と複雑な中国人の気持ちを代弁した。

 ではなぜ、心の中では尊敬している職人が中国には少ないのだろうか。記事は、「中国では職人は人の上に立てない」と分析。人気のある職業は、官僚、社長、大スター、創業者などだとして、やはり中国では「金儲け」が重視されると結論付けた。

 日本人と中国人の違いを、「日本人は職人気質、中国人は商人気質」と分析した人がいるというが、非常に的を射ているのではないだろうか。多くの中国企業のように、利益にあせって本業よりも不動産やその他の投資に熱心になるようでは、企業の寿命を長くすることはなかなかできないだろう。地味ではあっても日本の職人が見せてくれる匠の精神があるからこそ、多くの老舗企業が日本に存在するのであり、これが日本の競争力の源なのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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