日本の道路で渋滞が少ないのは「抜け道」が充実しているからだ=中国メディア

日本の道路で渋滞が少ないのは「抜け道」が充実しているからだ=中国メディア

急速に進んだモータリゼーションによって、中国の都市部の渋滞は深刻な問題になっている。そこで、日本の道路行政に学べとして中国メディアが注目したのは・・・(イメージ写真提供:123RF)

 中国の自動車メディア・易車は5月29日、「どうして日本は道路が渋滞しないのか」とする記事を掲載した。

 記事は、「渋滞の問題は、結局のところ都市の道路計画が最も直接的に関係している。たとえば、道路ネットワークの合理的な設計、適切なサイズなどが自動車の流れをスムーズにする極めて大きな役割を果たしているのだ。この点で、日本のやり方は相当参考になる。迷宮のような小さな支線道路が、東京の交通上の圧力を和らげる伝家の宝刀になっているのだ」とした。

 そのうえで、「東京には330本あまりの幹線道路の支線が存在する。公安当局の説明によれば、東京の道路ネットワークは主な動脈と静脈が結合しているとともに、『毛細血管』が非常に発達しており、これによりスムーズな交通が確保されているのだ。東京での道路補修は簡単なことではなく、補修前に地下埋設物を破壊しないよう各方面と協力する必要があるという。その際、大量に収集された道路補修基礎データが参考資料として用いられるのだ」と説明している。

 また、日本では消費税、自動車取得税、自動車重量税、燃料税など様々な項目の自動車関連税を設け、消費者に自己負担させることで、生活上で必要ではない自動車の購入や、必要以上に自動車を使っての外出を自然な形で抑制していると紹介。これも、東京のような大都会で激しい交通渋滞が起きない大きな要因の1つになっていると伝えた。

 記事は、「相対的に良好な日本の交通状況は、その対策が一定の効果を発揮していることの表れだ。中国でも渋滞対策が取られているが、単純かつ粗暴なナンバー制限や不十分なインフラなどがネックになっている。問題解決には、日本を始めとする外国の進んだ経験に学び、基礎からなんとかしなければならない」と結んでいる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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