中国のコンビニが日本のコンビニみたいな「神」になれない理由はどこにある?=中国メディア

中国のコンビニが日本のコンビニみたいな「神」になれない理由はどこにある?=中国メディア

中国メディアがコンビニについて日本と中国の違いを考察した。(イメージ写真提供:123RF)

 中国メディア・今日頭条は5月30日、「世界一と称される日本のコンビニと比べて、中国のコンビニが劣っているのはどんなところか」とする記事を掲載した。

 記事は、「コンビニは米国で生まれ、日本で大きく発展した。中国には1990年代に入り込み、経済成長に伴って急速に成長した。しかし、店舗の規模を比較したときの、コンビニ売上総額の割合ははるかに日本より低い。日本のコンビニは常に市場ニーズを経営の大きな方向性としているのに対し、中国はネットワークマーケティングの強化に執心しており、ここに顕著な差が存在する。中国で消費レベルが高まっているなか、中国は日本のコンビニから学ぶべき点はなにか」としたうえで、大きなポイントを2つ示している。

 まずは、密集した店舗配置戦略を挙げた。「密集して店舗を設置することでブランド効果が高まり、消費者の認知も深まる。また、店どうしが近いことで物流配送の効率も上がる。そして、1度の宣伝や販促活動の影響力も高くなる。店舗カバー率が、市場競争力を示す指標になっているのだ」と解説した。

 次に挙げたのは、様々な面で見られるイノベーションの取り組みだ。性別や年齢層を考えた陳列の工夫により売上を増やす、プライベートブランドを十分に利用した新商品開発体制を整えることで他社との差別化を図るといった試みが、日本のコンビニでは盛んにおこなわれてきたとしている。

 記事はそのうえで、中国のコンビニが発展するうえで抱えている問題として「不動産価格と人件費高騰に伴うコスト増」、「サプライチェーン管理の弱さ」、「単純な商品販売に留まっていることで、ECやO2Oといった新業態による打撃を正面から受けている」、「素人による家族経営が多く、経営管理が粗放であるほか、資金も不足している」といった点を挙げた。

 さらに、中国のコンビニ業界が克服しなければならない大きな課題として「衣食住に関するほとんどの事ががスマートフォン1つで片付いてしまい、若者の間ではコンビニに行くことさえ『面倒』という状況」を指摘している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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