日本が「インドネシア高速鉄道」でデタラメを吹聴するのは「うまくいかない時に沈黙するから」=中国

日本が「インドネシア高速鉄道」でデタラメを吹聴するのは「うまくいかない時に沈黙するから」=中国

中国の典型的な考え方の1つに「良いことだけを知らせ、悪いことは伏せておく」というものがある。(イメージ写真提供:123RF)

 中国は国の戦略として企業の海外進出を推進しているほか、一帯一路と呼ばれる中国を中心とした経済圏の確立に向けた動きも加速させている。しかし、中国企業の海外進出はさまざまなリスクを伴っているのも事実だ。

 中国メディアの経済参考報はこのほど、中国企業の海外進出には政治的なリスクや宗教的なリスク、さらには税務的なリスクの存在が広く認識されていると指摘する一方、東南アジアにおいては「世論的リスク」も存在すると伝える記事を掲載した。

 記事は、中国の典型的な考え方の1つに「良いことだけを知らせ、悪いことは伏せておく」というものがあると伝え、こうした考え方は中国企業の海外におけるビジネスにとって大きなリスクを招く恐れがあると指摘。

  たとえば、中国がインドネシアで受注した高速鉄道計画は波乱の連続で、建設工事も予定より大幅に遅れているが、同プロジェクトの中国側の責任者はプロジェクトの進展が順調な時は「中国高速鉄道の偉大さ」を自画自賛する一方で、プロジェクトに問題が生じ、工事が遅れ始めると何も語らなくなり、身を隠したと紹介した。

 続けて、中国人は問題や困難に直面すると「それを細やかに明かすのを嫌う」が、これは「下心のある敵に『でたらめを吹聴する機会を与えるもの』である」と主張。そしてインドネシアの高速鉄道プロジェクトの進展に遅れが生じた際、日本国内で「予定どおりの開業は困難」だといった報道が相次き、中国側の困難を煽り立てたことこそ、その事例であると主張、中国側が「何も語らない」ことは結局、世論リスクが生じさせる隙を与えるものであると指摘している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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