新幹線で保安検査をしない日本なのに、アイドルの握手会では空港なみのチェックをする=中国メディア

新幹線で保安検査をしない日本なのに、アイドルの握手会では空港なみのチェックをする=中国メディア

日本のアイドルたちはプロモーションのためにファンとの握手会をしばしば開くが、近年ではアイドルを襲撃する事件が多数発生しており、安全確保の措置をとり始めている。(イメージ写真提供:123RF)

 9日夜、走行中の東海道新幹線で男が突然刃物で乗客を切りつけ、3人が死傷する事件が発生し、日本国内に衝撃が走った。中国ではしばしば「新幹線に乗るのに手荷物検査を実施しないのが驚きだ」という声が聞かれてきたが、安全確保のためには導入を真剣に検討しなければならない時期に差し掛かっているのだろうか。

 折しも9日の事件発生直前、中国メディア・今日頭条は、「日本のアイドル握手会会場が空港の保安検査同様に厳しい」ことが日本のネット上で議論になっているとする記事を掲載していた。

 記事は、「日本はアイドル経済が発展しており、様々なアイドルが活躍している。アイドルたちはプロモーションのためにファンとの握手会をしばしば開くが、近年ではアイドルを襲撃する事件が多数発生しており、安全確保の措置をとり始めている。入場者はまずセキュリティチェックを受け、荷物も特定の場所に置いておかなければならないのだ」としている。

 そのうえで、「これはもはやアイドルの握手会会場の光景ではない」、「テロ起こっても仕方ないからやるんだろうな」、「保安検査にかける人件費がすごいな」など、握手会会場の写真を見た日本のネットユーザーの感想を紹介した。これに対して、中国のネットユーザーは「杭州の地下鉄ではごくごく当たり前のこと」「中国の地下鉄に乗ってみなよ」などとコメントしている。

 3年前の2015年6月には今回同様新横浜―小田原間を走行中の東海道新幹線車内で男が焼身自殺を図り、男のほかに女性1人が巻き込まれて死亡する事件が発生した。「ごくたまに発生する事件」と考えて流すのか、保安検査を含めた新幹線のセキュリティ強化に早急に乗り出すのか。近年相次いで起きているハード面での故障と合わせて「日本の新幹線は安全」というイメージは大きく揺らぎ始めた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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