日本人が定年退職を恐れているように見えるのはなぜなのか=中国メディア

日本人が定年退職を恐れているように見えるのはなぜなのか=中国メディア

日本では定年退職後も働き続ける人が少なくないが、これは中国人から見ると不思議でたまらないことのようだ。(イメージ写真提供:123RF)

 中国では定年退職後は孫の世話をしたり、公園で時間を過ごしたりなど、比較的ゆったりとした生活を送る人が多い。中国では夫婦共働きが一般的であるため、昼間に公園へ行けば、孫を連れた祖父母にたくさん出会うことができる。

 一方、日本では定年退職後も働き続ける人が少なくないが、これは中国人から見ると不思議でたまらないことのようだ。中国メディアの今日頭条は6日、「なぜ多くの日本人は定年退職を恐れているのか」と問いかける記事を掲載し、その理由について考察している。

 近年の中国でも高齢化が社会問題となってきているが、記事は「日本では中国以上に高齢化が深刻な問題となっている」と紹介、約1億2700万人に対して、65歳以上の高齢者の数はなんと3000万人を超えていることを紹介。さらに、2016年には約30万人も人口が減少し、しかも、8年連続で減少し続けているとし、少子高齢化が深刻な問題となっていることが分かると伝えた。

 では、日本人はなぜ定年退職を恐れているのだろうか。記事は、現在の日本では65歳にならなければ年金をもらえないため、早期にリタイアしてしまうと生活できなくなってしまうためだと紹介。また、日本人にとって仕事は個人の存在価値を表現する手段となっているため、「退職して仕事がなくなってしまうことを多くの日本人は恐れるのだ」と考察している。

 他にも記事は、日本では男性が仕事に出て生活費を稼ぐ家庭が多く、唯一の稼ぎ頭が定年退職してしまうと家計が苦しくなることも理由として紹介している。中国では男性も女性も働きに出るのが一般的で、経済的にもそれぞれ独立している家庭も多い。日中は隣り合っている国ではあるものの、経済や家庭における考え方や習慣には大きな違いがある。中国を訪れる機会があれば、日中に孫を連れた祖父母の多さにビックリすることだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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