日本と中国の医療サービスの違い、知りたいなら「精神が崩壊しないよう心の準備を」=中国メディア

日本と中国の医療サービスの違い、知りたいなら「精神が崩壊しないよう心の準備を」=中国メディア

日本で入院する体験をした中国人は、周囲の中国人から「病室の様子やサービスはどのようなものだったのか」と尋ねられるが、まず「日本の医療サービスを知って、驚きのあまり精神が崩壊しないよう心の準備をしておいてほしい」と断ってから説明しているという。(イメージ写真提供:123RF)

 中国と日本の病院や医療体制には大きな相違がある。中国では入院患者に対して看護師は医療行為しか行わないため、家族は毎日付き添い、身の回りの世話や食事を用意しなければいけない。日本では身の回りの世話は患者の家族が行うものだが、食事は病院側が提供してくれるのが普通だろう。

 また、中国の病院は慢性的に病室が不足し、患者のベットすらままならない状況であるため、当然付き添いの家族が休む場所を確保するのは難しく、病棟内も衛生管理まで人手が行き届いているとは言い難い。

 中国メディアの今日頭条は8日、中国人留学生が日本の病院に入院した体験を紹介し、日本と中国の医療サービスにどのような相違があるかを説明する記事を掲載した。この中国人は日本で入院するという体験をしたことから、周囲の中国人から「病室の様子やサービスはどのようなものだったのか」と尋ねられるという。しかし、「日本の医療サービスを知って、驚きのあまり精神が崩壊しないよう心の準備をしておいてほしい」と先に忠告した。

 記事は、日本では入院患者でも基本的に家族の世話を必要とせず、患者1人で入院することも可能であることを紹介し、食事はもちろん、風呂なども必要に応じてサポートしてくれると説明した。それだけでも中国人にとっては羨ましいことだが、「看護師の手厚く、そして、親切な看護は異国での手術という大きな不安を和らげてくれた」と大きな感謝を抱いていることを伝えた。

 また入院生活については、病室は清潔に保たれ薬品臭いなどもしなかったことや、入院初日に病棟での食事や入浴、就寝など1日の計画書を渡され「日本人は何事も計画をする」と感想を漏らした。病室は狭くても機能的に作られているので快適で、「24時間いつでも看護師を呼ぶことの出来るスイッチまで付いている」と紹介した。

 こうした日本の入院患者に対する看護体制や病室の様子は中国とあまりに異なるゆえに、愕然とする中国人もいることだろう。近年医療ツーリズムが中国の富裕層の間で人気を集めていることも、こうした相違を知ると納得できるのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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