「日本を目標とし、日本に学べ」、マレーシア首相の「ルックイースト政策」は中国にも影響=中国メディア

「日本を目標とし、日本に学べ」、マレーシア首相の「ルックイースト政策」は中国にも影響=中国メディア

マハティール首相は1981年、マレーシアが先進国になるためには「日本を目標とし、日本に学ぶ」ことが重要であるという「ルックイースト政策」を掲げた人物である。(イメージ写真提供:123RF)

 独立後初の政権交代が起きたマレーシアのマハティール首相が10日から12日にかけて日本を訪問し、安倍晋三首相と会談を行った。中国メディアの海外網は13日、首相就任後としては初の訪問先となった日本において、マハティール氏は重要なシグナルを送ったと論じた。

 マハティール首相の訪日はもともと政権交代の前から決まっていたことだったが、記事は「マハティール氏が首相に就任したことで、訪日の意味合いが大きく変わった」と指摘。マハティール首相は1981年、マレーシアが先進国になるためには「日本を目標とし、日本に学ぶ」ことが重要であるという「ルックイースト政策」を掲げた人物であることを伝え、首相として訪日したマハティール首相は再び「ルックイースト政策」を推進する意向を示したことを紹介した。

 続けて、マハティール氏が1981年から2003年まで首相を務めた際、日本とマレーシアの経済協力はピークを迎えたと伝え、マハティール氏が日本に学ぶことを推進することを打ち出すと日本もそれに応え、マレーシアへの投資や援助も増えたと紹介。そして、今でもマレーシア政府の日本に対する開放度と日本経済のマレーシアへの影響力は群を抜いているのは、こうした要因があるためだと指摘した。

 そして、ルックイースト政策は日本との関係強化が核心的意味合いを持つとし、経済協力も当然深化することになるはずだと指摘し、マハティール首相が「ルックイースト政策」を推進するとなれば、マレーシア政府の各種政策にも大きな影響を及ぼすことになり、それは中国にとっても重要な意味合いを持つ可能性があると指摘。

 マハティール首相は中国との友好的な協力関係も維持することをたびたび明言しているとしながらも、日本とマレーシアはもともと経済的にも相互補完関係にあり、マレーシアには投資の需要と莫大な利益が存在すると伝え、親日家として知られるマハティール首相のもとで日本とマレーシアの関係はさらに深化していくことになりそうだと伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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