サッカーと卓球を見れば分かる、日本人の「努力と学習を継続し、諦めない態度」の脅威=中国

サッカーと卓球を見れば分かる、日本人の「努力と学習を継続し、諦めない態度」の脅威=中国

中国卓球界は今でこそ世界の王者として君臨しているものの、日本のような組織的な青少年のための全国大会が組織されておらず、「将来的に金メダルを争える人材がどれほどいるだろうか」と、中国メディアは疑問を投げかけた。(イメージ写真提供:123RF)

 14日に開幕したサッカーワールドカップ(W杯)・ロシア大会。日本の第1戦は19日に行われるコロンビアとの対戦であり、サムライブルーの活躍が期待される。W杯に先立ち、卓球の荻村杯ジャパン・オープンシングルスでは、14歳の張本智和選手と17歳の伊藤美誠選手が、いずれも中国の強豪選手を破ってアベック優勝を遂げたのは記憶に新しい。

 サッカーと卓球は、一見すると直接の関係はないように見えるが、サッカーの角度から卓球を見ると、卓球では絶対王者であった中国も将来的にその地位が危うくなるかもしれないという。中国メディアの快資訊は、サッカーを見れば日本の卓球の未来が分かるとする記事を掲載した。

 記事は、日本のサッカーの発展は比較的遅くに始まったと指摘。1990年代にはまだアジアのなかでもそれほど強くはなく、98年にW杯に出場したとはいえ、当時はまだ中国代表の方が実力は上だったと主張した。しかし、Jリーグ発足や海外組の増加、青少年の育成、サッカーの普及に努めた結果、急速の進歩を遂げ、今や世界の準強豪国にまで成長したと論じた。 

 記事によると、日本の卓球界でも同様の進歩がみられるという。中国との差を認めたうえで、努力し学習し続けて決してあきらめない態度が日本の良いところだと称賛。子ども時代から選手の育成に努め、年齢別の全国大会を開催することで、実力をつけてきたと分析した。

 そのうえで、中国卓球界は今でこそ世界の王者として君臨しているものの、日本のような組織的な青少年のための全国大会が組織されておらず、人材は豊富でも国による訓練を受けられる人は多くなく、「将来的に金メダルを争える人材がどれほどいるだろうか」と疑問を投げかけた。

 それで記事は、「中国卓球の危機は今ではなく将来にある。わが国の代表選手のなかに、日本チームに対抗できる10代の選手がどれほどいるだろうか? この先も金メダルを争い、中国卓球の栄光を輝かせ続けられるのだろうか?」と危機感を示した。

 2020年の東京五輪では卓球で金メダルを取ることを目標にしている日本。中国も日本を研究して臨むのは必至で、日本としても一筋縄ではいかないだろうが、若い選手の台頭は頼もしい限りだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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