僕たちだって子どもの頃「キャプテン翼」をたくさん見たのに、どうしてW杯に行けないの?=中国メディア

僕たちだって子どもの頃「キャプテン翼」をたくさん見たのに、どうしてW杯に行けないの?=中国メディア

90年代初め、中国と日本のサッカーはそれほど差がなく、両国ともW杯本大会に出場できていなかった。「日本はその後、マンガやアニメの世界をことごとく現実に変えていき、W杯の常連になった。かたや、中国は02年に初出場して以降、この夢の舞台がますます遠のいている」と中国メディアは嘆いた。(イメージ写真提供:123RF)

 中国メディア・東方網は21日、マンガ「キャプテン翼」の世界を現実に変えてきた日本のサッカー界に対し、同作品を夢中になって読んだはずの中国人にとっては夢の世界のままであるとする記事を掲載した。

 記事は、「90年代初め、中国と日本のサッカーはそれほど差がなく、両国ともW杯本大会に出場できていなかった。『キャプテン翼』で日本代表がU17ワールドカップを制し、主役がブラジルや欧州のトップクラブで主力として活躍、そして、日本代表としてW杯に出場するというストーリーが描かれたが、当時の子どもたちにとっては遠く離れた幻の世界だったのだ」と紹介した。

 そして、「周知の通り、日本はその後の20年間で代々努力を続け、マンガやアニメの世界をことごとく現実に変えていき、W杯の常連になった。かたや、中国は02年に初出場して以降、この夢の舞台がますます遠のいている。先日、日本代表が勝利したコロンビア戦でに出場した日本選手14人のうち、13人がいずれも欧州トップリーグでの経験を持っているのだ」としている。

 さらに、「中国サッカーのプロ化は、日本よりわずか2年遅れただけだった。三浦知良がイタリア・セリエAでは決して強豪ではないジェノアに所属したころ、中国にも南米のトップチームから誘いを受けた選手がいた。しかし、中国選手が海外に出る機会はどんどん減っていった。中国製品が世界に影響を与えつつあるなか、中国選手の輸出が減ってしまったのである」と伝えた。

 記事は、「経済力はサッカーでの成功に直接結びつかないという、客観的な法則は変わらない。日本代表がロシアW杯で活躍しているのを見て、われわれの世代の中国サッカーファンたちは『キャプテン翼』を見て育った世代の日本人が今やW杯でリアルな夢を追いかけている一方で、小学生の頃に日本人と同じようにこの作品を読みふけった中国人は依然として自国代表が再びスタートを切るのを待っているのはなぜなのか、と深い感慨を覚えていることだろう」とした。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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