異国の地でもサッカーに情熱を傾ける日本人、「日本サッカーが強いわけだ」=中国

異国の地でもサッカーに情熱を傾ける日本人、「日本サッカーが強いわけだ」=中国

「中国でサッカーをしている人口のうち、もっとも多いのは日本人の子ども」であることを紹介する記事を中国メディアが掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 連日熱戦が繰り広げられているサッカーワールドカップ(W杯)ロシア大会は中国でもテレビ中継されており、中国代表チームは本大会の出場を逃してはいるものの、サッカーファンのみならず多くの人の注目を集めている。

 そもそも中国ではサッカー人気は高いものの、「サッカーはしたことがない」という人も多い。近年は都市部で少年サッカーチームが増えつつあり、子どもに習い事の1つとしてサッカーをさせる親も多いが、スポーツは選ばれた才能のある人がするものという認識も残っているのが現状だ。

 中国メディアの東方体育は21日、「中国でサッカーをしている人口のうち、もっとも多いのは日本人の子ども」であることを紹介する記事を掲載し、中国のサッカー事情について紹介している。記事は、「上海インターナショナルフットボールリーグ(SIFL)」について紹介し、このリーグには世界各国の子どもたちが参加していて、さながら「小さなワールドカップ」のようだと伝えている。

 上海は中国随一の商業都市だけあって、世界中の人がビジネスのために上海で暮らしており、日本人もたくさん住んでいる。記事によれば、SIFLには英国チーム、フランスチーム、デンマークチーム、そして、日本チームなど、国ごとのチームが数多く参加しているというが、中国で生活している日本人の数はそこまで多くないが、多くの日本人がSIFLでプレーしていて、「日本人はたとえ異国の地で暮らしていたとしてもサッカーに情熱を傾けている」と紹介し、日本サッカーが強い理由を垣間見ることができると指摘した。

 一方、中国もサッカーの専門学校などを設立し、若手の育成に力を注いできてはいるが、うまく機能していないと紹介。中国は人口こそ多いが、サッカーに取り組む子どもたちの数は少なく、大人がどんな形であれサッカーに関わる機会も非常に少ないと強調、こうした環境の差がそのまま日中のサッカーの実力差につながっていると強調した。

 中国では今でこそサッカーが人気だが、自国の代表の不甲斐なさを嘆く声は少なくない。また、近年はバスケットボールも非常に人気となっていることから、中国代表の低迷が続けばサッカー人気そのものが低迷してしまう危険性もある。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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