日本から来た「宅文化が中国を侵食しているぞ!」=中国メディア

日本から来た「宅文化が中国を侵食しているぞ!」=中国メディア

中国の「御宅族」は「まるで誇るかのように、自分をオタクであると明言する傾向にある」という。(イメージ写真提供:123RF)

 中国語には「御宅」という言葉がある。日本では最近、あまり使われなくなった「オタク」という言葉を指す中国語であり、中国では近年、広く使われる言葉になった。意味合いとしては日本の「オタク」とほぼ同等だが、趣味や嗜好の対象が日本のサブカルチャーを好む人を指すことが多いようだ。

 中国メディアの網易は23日、中国で個性が重視され、消費も同時に個性化するなかで「中国人のオタクが増えている」と伝え、「日本のオタク文化が中国を侵食している」と論じる記事を掲載した。

 中国ではオタクとされる人は「御宅族」と呼ばれ、オタク文化は「御宅文化」もしくは「宅文化」と呼ばれている。また、男性であれば「宅男」、女性であれば「宅女」という言葉もある。ときおり「引きこもり」や「ニート」も「御宅族」とされることもあるようだが、記事は「正確に言えば、ニートや引きこもりは御宅族とは違う」と伝え、御宅族とは特定の趣味に没頭する人のことを指すものだと強調。

 さらに、日本では「自分で自分のことを『オタク』と呼ぶことを嫌う傾向がある」と指摘する一方、中国の「御宅族」は「まるで誇るかのように、自分をオタクであると明言する傾向にある」と紹介し、家にこもって日本の漫画やアニメ、映画などに没頭していると伝えた。

 また記事は、中国の「宅文化」は血縁や地縁など、中国伝統の社会構造を超越した新しい人間関係をもたらす文化であり、中国人の消費が個性的になった証でもあると指摘する一方、日本の漫画やアニメ、映画が没頭の対象であることから「日本のオタク文化が中国を侵食している」と言えなくもないと伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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