日本人が食べる「うなぎ」の大半は中国産、一方で中国では日本米のシェアじわり=中国

日本人が食べる「うなぎ」の大半は中国産、一方で中国では日本米のシェアじわり=中国

今年の日本から中国への米の輸出は、輸出全体の3%を占めたという。ただ価格に問題があり、中国での販売は輸送コストがかかるため、販売価格が日本の倍以上、香港と比べても8割近く高くなっているという。(イメージ写真提供:123RF)

 今年はうなぎの稚魚が大不漁だったため、価格が高騰しているという。今年は夏の土用丑の日が2回ある年だが、品薄から中国産の割合が増えているようだ。中国メディアの快資訊は25日、日本人が食べるうなぎについて「ほとんどが中国産」だとする記事を掲載した。一方で日本は中国市場で米のシェアを奪っているとしている。

 記事は、うなぎを「日本料理の定番」と紹介、日本人がいかにうなぎ好きか強調した。日本では、和食店でもスーパーの売り場でもうなぎが人気だ。同時に、消費量の多さから中国からの輸入も多く、日本は中国最大のウナギの輸出先となっているという。

 記事によると、ニホンウナギの稚魚(シラスウナギ)の今年3月までの池入れ量は、去年に比べると4割近く減っているという。そのぶん中国からの稚魚の輸入量は増加し、築地市場に出回っている中国産冷凍うなぎの価格も5割増え、500グラム3000円となっていると紹介した。

 これだけをみると、中国の漁師が日本で儲けているという印象があるが、記事はそれだけではないと指摘。日本の稲作農家も中国市場で一定のシェアを獲得しており、中国への米の輸出を増やしているという。記事によると、今年の日本から中国への米の輸出は、輸出全体の3%を占めたという。ただ価格に問題があり、中国での販売は輸送コストがかかるため、販売価格が日本の倍以上、香港と比べても8割近く高くなっているという。

 二ホンウナギに関しては、国際自然保護連合(IUCN)から2014年に絶滅危惧種に指定されている。イオンが今月18日、ニホンウナギの販売を段階的に減らし別種のウナギ「ビカーラ種」に順次切り替えていくと発表したように、輸入以外の方法も模索されていくだろう。一方で米の輸出を進めているものの、一般の中国人に認知され受け入れられるまでには時間がかかるかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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