日本と中国の歴史は忘れない・・・だが「それでも日本の文化が好き」=中国

日本と中国の歴史は忘れない・・・だが「それでも日本の文化が好き」=中国

中国でも字幕の付いた日本のアニメやドラマを視聴している若者は少なからず存在し、日本のドラマを見ただけで、裏切り者を見るような目を向けられるという辱めを受けることもあるという。(イメージ写真提供:123RF)

 日本のアニメやドラマを「1つの文化」として捉え、好意を持って接する中国の若者は増えている。しかし、その一方では過去の日本が中国に対して行ったことは決して許せないとして、日本に対して好意的な感情を持てない中国人がいるのも事実だ。中国メディアの快資訊は25日、「日本が中国に対してしたことは決して許されざることだが、それでも日本の文化が好きだ」と訴える中国人の手記を掲載した。

 中国でも字幕の付いた日本のアニメやドラマを視聴している若者は少なからず存在し、この中国人も日本ドラマやアニメをよく観ていたのだろう、ルームメイトに「日本好き」であることを知られると、急にそのことに対して「口酸っぱく忠告を受けた」という。

 そして、ルームメイトは歴史の教科書を開いて、旧日本軍がかつて中国に対してどれほど残酷な行為を行ったのかを細かに説いたそうだ。この反応に対し、この中国人は「ただ日本のドラマを見ただけなのに、裏切り者を見るような目を向けられるという辱めを受けた」と振り返った。

 しかし、今でも日本の文化が好きだと言い切るこの中国人は、反日的な感情を持つ中国人や日本人に対する自分の考え方を説明。戦時中、非道な行いをした過去の日本は法律と道徳によって裁かれるべきだと考えているが、それは全ての日本人が対象ではないと主張し、なぜなら「日本人のなかにも反戦を訴える人もいれば、侵略を美化して描く人もいるし、中国人だからといって全てが自分の友達で敵が1人もいないわけではないから」とした。

 そして、今も自分が「日本のアニメや音楽を楽しむのが好きか」と尋ねられれば、「好きだ」と答えると主張し、歴史と現在は切り離すべきとの考えを示した。こうした記事から中国で自分の考え方や主張を持つ世代がいることも分かるが、今も日本に対して好感を示すことすら風当たりが強いことも伺える。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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