「日本の街には中国語の貼り紙ばかり」と憤慨する中国人観光客・・・いったいなぜ?=中国メディア 

「日本の街には中国語の貼り紙ばかり」と憤慨する中国人観光客・・・いったいなぜ?=中国メディア 

訪日中国人観光客の増大とともに、日本の国内で中国語による様々なメッセージが貼り出されるようになった。中国人は、貼り紙に観光の手助けになると喜ぶ半面、中国人に向けた注意書きには自尊心を傷つけられることもあるようだ。(イメージ写真提供:123RF)

 中国メディア・東方網は14日、「日本人から見て、中国人観光客のモラルはそんなに低いのだろうか」とする記事を掲載した。

 記事は「現在、中国人は続々と海外旅行に出かけるようになり、各地でショッピングを始めとする多額の消費をするようになった。その強い消費力から、各国において中国人観光客が最も重要な客層となっており、中国人観光客向けの免税店を設けている場所も多い。また、一部の店では中国語の看板を設置し、中国人に便利さや大切にされている感覚を覚えさせている」とした。

 そのうえで「多くの中国人が好んで出かける日本では、大きな商業施設さらには観光地で当たり前のように中国語のメッセージを見かけるようになった。これを見た中国人観光客は、リスペクトされていると大いに喜ぶのである。日本は確かに商売上手な国で、周到なサービスにより多くの中国人を満足させる」と紹介した。

 その一方で、「日本の街でたまたま見かけた中国語の貼り紙を見て、興ざめしてしまう中国人観光客もいる」と指摘。その理由について「中国語だけで書かれた、明らかに中国人のみをターゲットにした注意書きを見て、自尊心が傷つけられるのだ」とし、中国語だけで書かれた「つばを吐かないでください」、「立ち小便をしないでください」、「これはごみ箱です」、「道の真ん中に立たないでください」といった注意書きが一部の中国人観光客を憤慨させると伝えている。

 記事は、「日本人には、中国人観光客のモラルがそんなに低いように見えるのだろうか。これは日本人による偏見や差別なのか、それとも一部の観光客のモラル向上が待たれる状況なのだろうか」と疑問を提起した。

 「爆買い」ブームと騒がれたころは、後者の要素が大きかったはずだ。しかし、中国人観光客も徐々に「海外旅行慣れ」をし始めているほか、国内におけるモラル向上の呼びかけもあり、日本での状況も変化し始めている。注意書きを出す側としては「偏見や差別」の要素が強くならないよう留意すべきだろう。もちろん、中国社会としても「一部のモラルのない観光客」を減らし続けていく努力は必要だ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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