戦後の焼け野原から復興を遂げた日本、中国と比べてどちらが「奇跡」なのか=中国メディア

戦後の焼け野原から復興を遂げた日本、中国と比べてどちらが「奇跡」なのか=中国メディア

中国国内では「日本の戦後の復興」と「中国の近年の経済成長」を比較し、どちらがより「奇跡的か」を論じる声があるという。(イメージ写真提供:123RF)

 中国は1978年の改革開放のもと計画経済から市場経済へと転換を行った。その後の経済成長は誰もが知るところであり、今や中国経済は米国に迫るほどの規模となっている。日本は第2次世界大戦で焼け野原となったが、そこから急激な復興を遂げ、終戦から23年後の1968年には国内総生産で世界第2位となった。

 中国メディアの今日頭条は16日、日本が世界第2位の経済大国になるまでにかかったのはわずか20年ほどであったことを指摘し、「中国よりも短期間で著しい経済成長を遂げた日本のほうが奇跡と呼ぶにふさわしいのか」と論じる記事を掲載した。

 記事は、中国国内では「日本の戦後の復興」と「中国の近年の経済成長」を比較し、どちらがより「奇跡的か」を論じる声があることを紹介。なかには敗戦によって廃墟となった日本がわずか20年ほどで世界第2位となったことに比べれば「中国の経済成長は奇跡とは呼べない」という声もあることを伝えた。

 続けて、戦後の日本が急激な経済成長を遂げることができたのは、教育水準が高く、技術もあり、労働者の質が高かったためだとし、確かに戦争によって建物や機械は失ったが、それを取り戻す手段も持っていたと強調。一方の中国は改革開放までは技術もなければ、教育もなく、経験やマーケットもない環境だったと伝え、その意味では中国の方がよりゼロに近い環境からのスタートだったと主張した。

 また、中国には国土と人口という強みがあり、経済成長を遂げても何ら不思議ではないという指摘もあると紹介。こうした指摘に対し、国土と人口は確かに強みにつながるが、規模の大きい国を統治することは決して簡単なことではなく、資源や食糧の調達などでも困難が伴うものだと主張し、戦後の日本の復興は確かに奇跡的だとしながらも「中国の経済成長も同様に奇跡的である」と主張した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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