日本で起きた水害で、日本人の本当のモラルが見えてきた?=中国メディア

日本で起きた水害で、日本人の本当のモラルが見えてきた?=中国メディア

西日本の豪雨災害では甚大な被害があった。自然災害に対する備えについて、改めて考える必要があるようだ。中国メディアは、日本の報道に基づいて日本の災害救助体制を評している。(イメージ写真提供:123RF)

 先日発生した西日本の豪雨災害では甚大な被害を出した。懸命な復旧作業が続くも、うだるような暑さが新たな問題を引き起こしつつある。今回の豪雨は、日本の災害対策や防災意識にさまざまな問題を突き付けた。中国メディア・東方網は17日、「豪雨被害で、日本人の『素養』が明らかになった」とする記事を掲載した。

 記事は、「先日、日本では100年に1度の豪雨に見舞われ、200人以上の死者・行方不明者を出す大災害になった。日本は災害に対する防御力が極めて高い国というイメージがあることから、大雨によって100人単位の人が亡くなるというのはいささか意外に思える」とした。

 そのうえで「これほど被害が大きくなったのは、実は日本の制度が原因だった。日本メディアの報道によれば、今回の災害における死者の60%は山崩れによるものだったという。つまりは、多くの人が危険な場所から避難しなかったことで亡くなったのだ」と伝えている。

 記事は、「日本の災害救助体系最大の特徴は、行政機関は警報を通知するだけで、実際に避難するかどうかは住民が自分で判断するということだ。公共機関は災害発生前に警報として『告知』を行い、その『告知』を受け取った市民はすぐに避難を開始する。これがわれわれの賞賛する『素養ある日本人』だ。しかし、今回の日本人の行動はそのイメージとは異なり『積極的にモラルのある行動』を取らなかった。多くの住民が、警報を受け取りながら避難しなかったのだ」と指摘した。

 そして、「高齢者が多い社会では、急いで避難することは非現実的。一方、若い人たちの中には、行政からの警報や勧告を他人事のように傍観した。それに、河川の決壊などに対する行政の監視や対応の不十分さも露呈した」としている。

 このほか「救助活動が表面的」、「支援は千羽鶴だけ」など、記事の指摘はかなり乱暴だ。しかしその一方で、避難指示が出た時の反応などは確かに改めて考えるべきかもしれない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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