日本企業が中国で土地を借りて「放置」・・・ここから中国の食の安全問題が見える=中国メディア

日本企業が中国で土地を借りて「放置」・・・ここから中国の食の安全問題が見える=中国メディア

中国では、かつて大きな問題となった違法な薬品の添加といった問題が根本的に解決できたかどうかすら良く分からないのが現状であり、食品の安全性についての関心は高い。(イメージ写真提供:123RF)

 中国では土壌汚染や残留農薬を背景とした「食の安全」が社会問題となっており、安心して口にできる食べ物についての関心が高い。中国メディアの快資訊はこのほど、日本企業が中国で行った「ある事例」から学ぶべき点は多いと伝える記事を掲載した。

 記事が紹介している日本企業が中国で行った「ある事例」とは、日本企業が山東省で広大な土地を借り、長い時間をかけて土地の土壌改善を行ったうえで果物の栽培を行ったというものだ。記事は「日本企業は20年にわたって土地を借りたが、最初の5年は何もせずに土地を放置しておいた」と紹介し、土地を鉄線で囲み、人が入れないようにしてまで土地を放置したと紹介した。

 続けて、日本企業はなぜこのような不思議な取り組みを行ったのかと疑問を投げかけつつ、その理由は汚染されていた土壌の改善であると指摘。土地を放置することで土壌の質を回復させ、長年にわたって使用されてきた農薬などの影響を除去し、良質な農作物を栽培するためだったと紹介した。

 記事は、日本企業が行ったこの取り組みから、中国の食の安全を巡る問題が見えてくると指摘し、中国は世界でもっとも人口の多い国であり、食糧調達は国家の一大事であるにもかかわらず、中国人自身が中国産の食品を信用できていないことは大問題だと強調。

 かつて大きな問題となった違法な薬品の添加といった問題が根本的に解決できたかどうかすら良く分からないのが現状であることを伝え、国民が健康的で安全な食べ物を口にすることができてこそ、国も発展すると伝え、中国は食品の安全基準を厳格化すべきであると伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

関連記事(外部サイト)