西洋人が中華料理よりも日本料理を好む理由=中国メディア 

西洋人が中華料理よりも日本料理を好む理由=中国メディア 

中華料理は、その見た目、味、調理方法において他国の料理とは異なる。また、世界各国においてそれぞれ異なる中華料理文化を生んでいる。(イメージ写真提供:123RF)

 食べ物の究極的な目的は、生命活動を維持するうえでのエネルギーを得るためということにある。しかし、高度な知能を手に入れた人間は、単に栄養の確保だけではなく、食べ物を「料理」することによって味の良さ、見た目の良さをも求めるようになった。中国メディア・東方網は22日、「外国人はどうして中華料理が日本料理より洗練されていないと思うのか」とする記事を掲載した。

 記事は、「中華料理は、その見た目、味、調理方法において他国の料理とは異なる。また、世界各国においてそれぞれ異なる中華料理文化を生んでいる。おもしろいのは、中国料理をしばしば他国の料理との比較に用いる人が多いということだ」としたうえで、ある外国のネットユーザーが「どうして中華料理は見た目がまずいのか。美観は中華料理文化の一部ではないのか」との疑問を呈したと紹介している。

 見た目を含めて、外国人から見て中華料理が洗練されていないと感じる理由について記事は、食べ物の真実性、美観、素材そのものの味を追求する傾向があるのに対し、中華料理は西洋料理とは異なり色彩、香、味、形、意味、養生など数多くの要素が複雑に織り交ざってできあがっていると説明。それが外国人には理解が難しいと論じた。

 一方で、日本料理は自然な色彩や味わい、見た目の表現の豊かさ、器のすばらしさといった美学が西洋のスタンダードにも合致するため、外国人の多くが中華料理よりも日本料理の方が美しいと感じるのだとしている。

 記事はこのほか、世界各国に中華料理が伝わる際に「腹を満たすために手っ取り早く、見た目が悪くてもおいしければいい」という目的が伴い、それが現在にまでイメージとして残っている点を指摘。それゆえ、高級な料理として1980年代ごろから世界に広まっていった日本料理よりも評判が思わしくないと説明した。

 中華料理も野菜に細かい彫刻を施したり、色彩にこだわった盛りつけをしたりと、見た目の美しさを重要視している部分もある。しかしそれはいわゆる「高級中華」であり、庶民的な中華料理については「見た目より味」というイメージがあるのも否めない。しかし、その一方で、親しみやすさという点からいえば、より大衆的な印象の中華料理に分があるのではないだろうか。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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