QRコードを使う中国のモバイル決済が「QRコードを生んだ日本を攻める」=中国メディア

QRコードを使う中国のモバイル決済が「QRコードを生んだ日本を攻める」=中国メディア

中国国内ではQRコードを使用したモバイル決済は高速鉄道やネット通販、シェア自転車と並んで「中国の新4大発明の1つ」とされている。(イメージ写真提供:123RF)

 モバイル決済の普及と同時にキャッシュレス化が進む中国では、もはや現金を持ち歩かなくとも日常生活を何不自由なく送ることができるようになった。日本ではようやくキャッシュレス社会に向けた取り組みが始まったばかりであり、キャッシュレスという点における日中の差は非常に大きいと言えるだろう。

 中国で普及しているモバイル決済はQRコードを使用する方法だが、QRコードはもともと日本で発明されたものだ。中国メディアの快資訊はこのほど、日本で生まれたQRコードを使ったモバイル決済が中国で広がり、世界へと広がっていることについて、「日本人が悔しがっている」と伝える記事を掲載した。

 中国国内ではQRコードを使用したモバイル決済は高速鉄道やネット通販、シェア自転車と並んで「中国の新4大発明の1つ」とされているが、記事は「中国のモバイル決済サービスを提供する企業が日本に進出し、日本でのシェア拡大を狙っている」と紹介。日本では今でも現金が広く使用されているが、中国発のモバイル決済サービスが普及すれば「日本人はもはや財布を持ち歩く手間がなくなるだろう」と伝えた。

 続けて、日本では中国発のモバイル決済サービスが普及することを警戒する声のほか、QRコードを生みだしながらも、「それを活用して、中国より早くにモバイル決済という巨大なビジネスを展開できなかった」ことを悔やむ声もあると紹介した。

 さらに記事は、中国企業はこれまで他国の企業が知的財産権を持つことを理由に巨額の利用料を支払ってきたと指摘する一方、QRコードについては中国はすでに自国が知的財産権を持つ規格を制定したと指摘。また、中国のモバイル決済にはユーザーのトラッキングや識別に関わる独自の技術が採用されていることを伝え、「QRコードは確かに日本で生まれたものであることは否定しないが、今や中国のモバイル決済はQRコードが生まれた日本市場を攻めようとしている」と主張、中国も「世界の工場」から「世界の規格」を制定する立場へと変化していると主張した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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