新幹線と中国高速鉄道を比較すると「心が傷つく」、中国に必要なのは「乗客の民度」=中国メディア

新幹線と中国高速鉄道を比較すると「心が傷つく」、中国に必要なのは「乗客の民度」=中国メディア

中国では、中国高速鉄道は「中国が知的財産権を持つ、世界最高峰の技術」であるという主張が強い。ただ、日本の新幹線と比べてみると・・・(イメージ写真提供:123RF)

 中国は自国の高速鉄道について「わずか10数年で著しい発展を遂げた」、「中国製造業を代表する製品」であると主張しているが、中国メディアの中金在線は28日、中国高速鉄道と新幹線の両方に乗車した経験を持つ中国人の見解として「中国高速鉄道に必要なのは乗客の民度である」と論じる記事を掲載した。

 中国は高速鉄道の開発について「導入した技術を消化・吸収し、イノベーションを加えた」と主張し、中国高速鉄道は「中国が知的財産権を持つ、世界最高峰の技術」であると主張している。だが、記事は「1300キロメートルも離れている上海と北京を4時間半で結ぶなど、中国高速鉄道の走行速度は確かに速く、中国高速鉄道が収めた成功は史上稀にみるもの」と指摘する一方、新幹線と中国高速鉄道に乗る機会が増えるに連れて「別の感想」を持つに至ったと伝えた。

 この「別の感想」とは、中国高速鉄道に対する不満だ。たとえば、中国高速鉄道の駅は一般的に郊外にあることが多いため、北京市内では地下鉄を使って高速鉄道の駅に到着すると、乗客を対象とした「手荷物検査」が行われ、検査所は大混雑していると指摘。また、待合室も同様に大混雑していて、乗客によっては非常に非効率だと論じた。

 また、中国高速鉄道は設備の劣化が激しいことも不満だとし、「ボロボロになっている座席は少なくない」としたほか、車両の連結部の騒音も大きいと指摘。新幹線を利用していて破損した座席など見たことがないと強調した。

 さらに記事は、中国高速鉄道は「汚く、臭く、うるさい」と伝え、駅の手荷物検査で使われるX線手荷物検査装置のベルトコンベアや待合室の床、高速鉄道の座席やテーブル、そして、車内のトイレなど「すべて汚い」と指摘。また、高速鉄道の車内は乗客の体臭や食事の臭いが充満していて、さらにはトイレの臭いが漂ってくることもあると指摘したほか、大声で会話や電話をしたり、音を出しながら動画やゲームをする乗客も多いため、「車内は街中にある市場よりうるさい」と論じた。

 「汚く、臭く、うるさい」という不満は「新幹線ではまったく感じられないもの」だと伝え、新幹線と中国高速鉄道を比較すると「心が傷つくのは必至」であると主張。中国高速鉄道に必要なのは誰もが快適に利用するための「乗客の民度」であると伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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