高速鉄道で「米中を結ぶ」? 「中国の技術からすればあり得ない話ではない」=中国メディア

高速鉄道で「米中を結ぶ」? 「中国の技術からすればあり得ない話ではない」=中国メディア

中国北東からシベリア東部、そしてロシアとアラスカ間にあるベーリング海峡を渡るための長さ約200キロにもおよぶ海底トンネルを経由してアラスカへ到達するという米中をつなぐ高速鉄道の計画があるという。(イメージ写真提供:123RF)

 いまや世界一長い高速鉄道網を有する中国。海外への輸出にも積極的だが、そんな中国には、北京と米国を結ぶという壮大な高速鉄道建設計画があるという。ロシア、カナダを経由して米国までを結び、ベーリング海峡を渡るための海中トンネルも建設するという巨大プロジェクトだ。中国メディアの快資訊は2日、「中国高速鉄道は近いうちに海に入るのか?」と題して、中国の技術は再び世界を震撼させるかもしれないとする記事を掲載した。

 記事によると検討されているというのは、中国北東からシベリア東部、そしてロシアとアラスカ間にあるベーリング海峡を渡るための長さ約200キロにもおよぶ海底トンネルを経由してアラスカへ到達するルートで、距離にすると約1万3000キロ以上もある。記事によれば、もし時速350キロの速度で移動すればこの距離を2日足らずで移動できるという。

 さらに、目玉となっているのはベーリング海峡を渡る海底トンネルだ。もし独自で建設できれば英国とフランスを結ぶドーバー海峡トンネルの約4倍の長さを掘る必要があり、世界最長の海底トンネルとなる。

 夢のような話だが、記事は「中国の技術からすればあり得ない話ではない」と主張。中国は年内にも時速400キロの「真空チューブ列車」の実験用線路建設を完成させる見込みだという。さらに海底トンネルには、時速1000キロを超える速度、天候の影響を受けない安全性、さらには環境保護や低コストなど利点は多く、将来性があると論じた。

 記事は、「中国の科学技術は、このプロジェクトで再び世界技術の頂点に立つ」と期待を示している。中国とロシアと米国を結ぶなど余りに現実離れしているこのプロジェクトだが、科学技術で世界一になりたいという意気込みと野心があるのは間違いなく、日本にとってもいろいろな意味で刺激にはなるかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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