日本は島国で国土が小さいのに・・・なぜ農業強国になれたのか=中国メディア

日本は島国で国土が小さいのに・・・なぜ農業強国になれたのか=中国メディア

中国では利益を追求するあまり、消費者の健康や安全をおろそかにした食品の生産が行われるケースが後を絶たない。残留農薬はその最たる例だろう。(イメージ写真提供:123RF)

 食の安全は、どこの国や地域に住んでいたとしても消費者の関心が注がれる分野だ。中国では特に食の安全問題が多発しているゆえ、消費者の多くが安心して口にできる食品を切に求めていると言える。

 だが、中国では利益を追求するあまり、消費者の健康や安全をおろそかにした食品の生産が行われるケースが後を絶たない。残留農薬はその最たる例だろう。中国は広大な国土を持ち、農業従事者の数も非常に多いが、農業そのものの競争力は決して高いとは言えないのが現状だ。

 中国メディアの快資訊は2日、中国と比較すると「日本は農業強国と呼べる」と伝える記事を掲載し、日本の農家がどのようなことに取り組み、消費者のニーズを満たしてきたかを紹介している。

 まず記事は、日本は島国で国土が限られているにもかかわらず、農業強国と呼べるほど質の高い農業が行われており、世界の農業従事者の目指すところとなっていると主張。では、日本の農業が成功している鍵となっているものはどこにあるのだろうか。記事は「農作物の質へのこだわり」、「最新技術の活用」、「徹底した生産管理」、「ブランドの確立」などを挙げている。

 たとえば日本の農作物は品質のほか、色や形、大きさなどでも等級を付け、高品質の作物と低品質の作物を混ぜて販売することはしないと指摘。また、中国のように人体に影響のある農薬を過度に使用することもないため、消費者は安心して口にできると強調した。また、中国では今も牛や馬を使って農地を耕す農業が行われている地域が少なくないが、日本では機械化が進み、ドローンを活用した農業も行われていると紹介し、技術を積極的に活用して生産性を高めていると指摘した。

 さらに「生産管理」は日本の得意とするところだと指摘しつつ、「細やかな管理は農業の現場でも行われている」と紹介。こうして丁寧かつ丹念に育てた農作物を産地や品種によってブランド化することで販売価格を高める取り組みも行われてきたと伝え、「日本が農業大国となった道のりは中国も参考にすべきである」と紹介した。中国の農業にとって日本には学ぶべき点が多いようだが、中国はまずは安全で安心して口にできる農作物を生産することに注力するのが先決ではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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