危険な水準まで貧富の格差が拡大した中国、なぜ日本は格差が小さいのか=中国メディア

危険な水準まで貧富の格差が拡大した中国、なぜ日本は格差が小さいのか=中国メディア

中国では貧富の差が大きく、富の分配の公平さを示す指標「ジニ係数」を見てみると、中国はすでに警戒ラインを大きく超えていると言われている。(イメージ写真提供:123RF)

 急激に経済が成長している中国。中国人の生活は数年前と比較できないほど質の高いものになっている。しかし、中国では桁外れの資産家が数多く存在する一方で、その日暮らしの貧困から抜け出せない人が大勢存在しているのも事実だ。

 富の分配の公平さを示す指標「ジニ係数」を見てみると、中国はすでに警戒ラインを大きく超えていると言われている。日本も近年は貧富の差が拡大していると言われるものの、中国ほどの水準にはないと言えるだろう。中国メディアの捜狐は5日、「日本はなぜ貧富の差が小さいのか」と疑問を投げかける記事を掲載し、その理由について紹介している。

 記事はまず、「日本では多くの人が毎月もらう給料に大きな差がない」と紹介している。東京でアルバイトをした場合の時給はどんな仕事でも大体同じくらいで、最低賃金も決められていること、また、大卒初任給も約20万円ほどで大体同じであると紹介した。

 続けて、「高所得者は税金もたくさん納めなくてはならない」ことを紹介し、こうした制度は日本における貧富の差を小さくする上で大きな効果を挙げていると分析している。さらに、「相続税が非常に高い」ことも指摘。中国では親から莫大な富を受け継いだ資産家の2代目、3代目はそれぞれ「富二代」、「富三代」と呼ばれるが、日本では相続税が高いために親から巨額の富をそのまま受け継げないようにしていると紹介した。

 最後に記事は、日本は社会福祉が非常に充実していて、経済的に困難な人には特別な手当てが支給されるなどの制度があり、「まるで社会主義国家のようだ」とする専門家もいるほどだと紹介している。

 社会主義国であるはずの中国では経済面では自由経済を導入しているが故に貧富の差がますます大きくなっているのが現状だ。今後、中国がさらなる発展を享受するためには解決しなければならない問題は山積していると言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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