日本はどうして首相や大臣がコロコロ変わっても崩れないの? 理由は、中国にはない「しくみ」にあった!=中国メディア

日本はどうして首相や大臣がコロコロ変わっても崩れないの? 理由は、中国にはない「しくみ」にあった!=中国メディア

中国では、過去数年において日本の首相が毎年代わり、大臣が半年に1度も代わるのを見て、どうして日本の国は乱れないのかと不思議に感じてきたという。(イメージ写真提供:123RF)

 中国メディア・東方網は11日、「日本人はどうやって国家を管理しているのか」とする記事を掲載した。記事によれば、日本ではコロコロと首相が変わっても国の政治体制が崩れないのはなぜなのか、という中国人の一般的な疑問に答えている。

 記事は、日本の国家管理者は2つの集団に分かれており、1つが公務員からなる官僚集団で、もう1人が国民による選挙で選ばれる国会議員からなる政治家集団であると説明。「中国と異なるのは、日本の官僚と政治家は全く別のものであり、互換性がないということだ。すなわち、公務員はどんなに公務員としてがんばっても閣僚になることはない。官僚は官僚、政治家は政治家なのだ」とした。

 そして、官僚集団について「最高でも中央省庁の事務次官止まりであり、大臣にはなれない。事務次官は、政策の制定と具体的な事務処理に加え、政治家集団とのバランスを取るという、非常に強い対応能力が必要とされる。それゆえ、しばしば『国の屋台骨』と言われる」と紹介したうえで、「われわれはしばしば、過去数年において日本の首相が毎年代わり、大臣が半年に1度も代わるのを見て、どうして日本の国は乱れないのかと不思議に感じてきた。理由は簡単、エキスパートの官僚集団が安定的にこの国を管理しているからなのだ」と論じている。

 一方、政治家集団については「議員は国民の直接投票によって選ばれる。日本における最高の管理階層である内閣は、政治家、もしくは、首相が招聘した民間人によって構成されることになっている。そして、首相は国会議員の投票によって選ばれるのだ」と説明。政治家集団と官僚集団の関係は「簡単に言えば、政策決定と実行の関係だ」とし、互いに協力し合うとともに互いに牽制し合う関係であると伝えた。

 また、地方政治に関しては、地方公務員と地方議会議員が共同で管理する。中央と違うのは、首長が市民の直接選挙で決まり、首相や内閣に任免権がないことだ。それゆえ、日本の地方は最大限度の自治が実現されているのだとしている。

 記事は最後に「各国には各国の国情がある。日本のモデルは日本でこそ通用するものであり、他国で通用するとは限らない。しかし、地方自治の強化という点では、確かに参考とするに値する制度なのである」と結んだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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