中国の村の幹部が、日本の村を視察して感じたことは?=中国メディア

中国の村の幹部が、日本の村を視察して感じたことは?=中国メディア

中国の農村は、日本の農村に見習う点が多いという。中国の村長が日本の農村を視察して感じた5つのポイントとは? (イメージ写真提供:123RF)

 中国メディア・東方網は13日、「ある中国の村の幹部が日本の農村を視察して感じたこと」とする記事を掲載した。記事は、この幹部が日本の農村を見て感じた、中国の農村が見習うべき点を5つ挙げて説明している。

 まずは、高齢化社会を迎えるにあたっての姿勢を挙げた。「日本の農村も中国同様高齢化問題を抱えている。しかし、農村でお年寄りが発揮するパワーや役割が中国とは違う。お金を稼ぐためではなく、純粋に楽しむため、あるいは生活の一部分として仕事や活動に従事したり、自ら商売を始めたりするのだ」と伝えた。

 続いては教育についてである。日本の教育は幼い段階からしっかりと行われており、特にマナーや礼儀に関する教育では「われわれは少なくとも50年くらいは遅れている」と感じたとした。そして、日本を訪れた初日にホテルの場所を尋ねた日本のご婦人がわざわざホテルまで連れて行ってくれたというエピソードを紹介。「このような心を育てる教育意識は、私にとって非常に大きな啓発になった」と紹介している。

 3つめに挙げたのはゴミの処理だ。ゴミの分別がしっかり行われるとともに、極力ゴミを出さないようにという考えから、公共の場におけるゴミ箱がとても少なくなっていると説明した。また、ゴミ処理とともに各家庭のガーデニングにも注目し、きれいに整った庭の植物を見て「こういうことも、小さいころから親しんでやってきたようだ」とした。

 4つめには節約意識の高さを挙げ、その例としてすでに何か書き込まれているメモ用紙を、無駄にすることなく再利用して書き込む習慣を紹介した。そして5つめは信用性の高さとし、日本の農村では中国のように観光客を欺くような現象が見られないほか、商店でもちゃんと値段が書かれていて、値引き交渉をする必要がないと伝えている。このほか、日本の伝統文化を守る姿勢、農協の活動などについても言及した。

 記事は「各民族の性格や習慣には、他の民族が受け入れられない点があるのは確かだ。例えば、独立心を重んじる日本の親子関係は、中国人には希薄な関係に見えて受け入れられない。しかし、この隣国にはわれわれが学ばなければならないものが非常に多くあることは認めざるを得ない。農村の発展、農業の成長も然り、住民のモラルなどといった面も然りだ」と総括している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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