日本の少子高齢化、中国から見ても「他人事とは言えない」=中国メディア

日本の少子高齢化、中国から見ても「他人事とは言えない」=中国メディア

2017年に日本では生まれた赤ちゃんの数は約94万6000人と過去最少を記録し、死亡した人の数は134万人を超えたことから、日本の人口は約40万人の純減だった。(イメージ写真提供:123RF)

 中国で長く続いた一人っ子政策が撤廃された背後には急速な高齢化や労働人口の減少といった問題が存在する。日本と同様の問題を中国も抱えているということだ。では、中国から見て日本の少子化はどのように映っているのだろうか。中国メディアの快資訊は12日、「なぜ日本の人口はどんどん減少しているのだろうか」と問いかける記事を掲載した。

 記事はまず、2017年に日本では生まれた赤ちゃんの数は約94万6000人と過去最少を記録し、死亡した人の数は134万人を超えたことから、約40万人の純減だったことを強調。これは経済が発展している日本にとって、非常に切実な問題となっていると指摘した。そして、日本の出生率は1.43で、世界と比較してもかなり低いと指摘し、「これは日本の若者が結婚や出産を望まなくなっていることが要因」と主張した。

 続けて、こうした若者たちの考え方の変化には「様々なストレスが大きく関係している」と分析した。一方、中国では結婚するには自分の家を持っていることが必須の条件とされているが、日本も若者の経済状況と出生率は相関関係にあると主張し、「日本の若者たちは経済的な圧力が大きいがゆえに晩婚化が進み、これが出生率の低下につながっている」と論じた。

 また日本では、「子どもの養育費の負担が大きく、男性にとっては家族を養う苦労も大きい」と指摘。また、女性は出産後に仕事を辞めなければならないケースも多く、こうした要因が結婚の幸福感を薄れさせ、出産率を低くしているのではないかと分析した。

 中国では20代前半で結婚、出産する若者が多いが、こうして日本の少子化の要因を知ると「中国でも仕事や経済的なストレスは若者に大きな負担となっているだけに、他人ごととは言っていられない」という緊迫感があるようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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