少子化対策の一環? 日本で小学生向けの「結婚式」が行われる=中国メディア 

少子化対策の一環? 日本で小学生向けの「結婚式」が行われる=中国メディア 

中国の少子高齢化は今後、進行の速度を一気に速めるとみられている。一歩進んだ日本での少子高齢社会への対策への関心は強い。(イメージ写真提供:123RF)

 中国のメディアやネットが現在の日本社会の問題点を指摘する際に必ずと言っていいほど出てくるのが、少子高齢化の問題だ。40年近くにわたって一人っ子政策を続けてきた中国も今後少子高齢化が深刻化すると見られており、日本の取り組みを自国の参考にしたいという意図も少なからずあるようだ。

 中国メディア・中国新聞網は17日、「結婚の促進は幼い頃から? 日本の企業が小学生に模擬結婚式を見学させる」とする記事を掲載した。

 記事は「日本では近年出生率が低いだけではなく、未婚率も過去最高を記録している。そこで、日本のブライダル企業が小学生向けの『模擬結婚式』企画を立ち上げた。役者が新郎新婦を演じる模擬結婚式に小学生たちを招待し、見学してもらう。そして『結婚ってハッピーで素晴らしい』というイメージを持ってもらうのだ」と紹介。毎回の結婚式には小学生30人が招待され、小学生もその保護者も無料で見学することができると伝えている。

 そのうえで、日本のある機関の統計として、2015年現在で50歳以上の男性の23%、女性の14%に結婚歴がないことが明らかになったと紹介。1970年には男性が1.7%、女性が3.3%で、45年でその割合が大きく上昇したことを説明した。

 また、「結婚しない現象は東京でとりわけ深刻で、男性で4割、女性で2割が未婚。全国平均を遥かに上回っている」とするとともに、昨年の日本の出生人口が94万人と、統計を取り始めて以降最低を記録したと紹介している。

 価値観が多様化した現代社会では「結婚するだけが人生ではない」という考え方が浸透しつつある。それは、今を生きる個の意志を最大限に尊重した、実に人間らしい、人間のみに許された思想と言えるが、その一方で「子孫を増やして種の存続を守る」という生物としての使命に反することも事実である。われわれは、このジレンマを抱えつつ、両者のバランスをうまくとって新たな時代の安定と繁栄を模索しなければならない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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