海自の艦艇への命名を見れば「軍国主義への回帰」が見て取れる=中国メディア

海自の艦艇への命名を見れば「軍国主義への回帰」が見て取れる=中国メディア

海上自衛隊のイージス艦は、これまで「こんごう」、「きりしま」、「みょうこう」、「ちょうかい」、「あたご」、「あしがら」と命名されてきた。新イージス艦には「よしの」が有力候補になっているが、中国侵略の主力とされた軍艦名であるため、中国の反感は免れないだろう。(イメージ写真提供:123RF)

 新イージス艦であるミサイル駆逐艦27DDGの進水・命名が近づいているが、その命名をめぐっては、候補の中に「よしの」も挙がっており、この場合中国からの反発は避けられないようだ。中国メディアの快資訊は19日、新イージス艦の命名で日本は中国と韓国を怒らせているとする記事を掲載した。ネット上では、「中国に対する侮辱」との声もあるという。

 イージス艦の命名に関しては、海上自衛隊には一定の規則性があり、いずれも山の名前から付けられている。これまで「こんごう」、「きりしま」、「みょうこう」、「ちょうかい」、「あたご」、「あしがら」と命名されてきた。旧日本海軍および海自で採用された艦名が採用される可能性が高く、候補の中でも「よしの」は有力候補であるが、「いずも」、「かが」と並んで中国侵略の主力とされた軍艦名であるため、中国の反感は免れないだろう。

 事実、記事では強い調子で日本を非難している。戦後の対応をめぐって中国は何かと日本とドイツとを比較するが、ドイツではナチスの服装や思想、鍵十字の使用などがいずれも法律で禁止されているのに対し、日本では今でも旭日旗を使用していることも、中国の感情を逆なでしていると記事は批判した。

 また、これまでも艦艇の命名をめぐって中国は反発してきたことを記事は指摘。ヘリ空母とも言われる護衛艦の「いずも」や「かが」は、いずれも中国侵略主力と目された軍艦名の踏襲であり、日本には艦艇命名のルールがあるとはいえ、戦争被害国の気持ちを考えていないと苦言を呈した。また、これは日本の「軍国主義への回帰」とも取れ、危険な傾向であると危機感を示している。

 記事はまるで名称がもう決まったかのような前提で批判しているが、まだ正式発表はない。名称の候補はほかにも多くあるとされており、正式な発表が待たれるが、日本が中国に配慮するのかどうか注目されるところである。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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