初のメダルも・・・アジア大会男子マラソンで再び浮き彫りになった、日中間の大きな差=中国メディア

初のメダルも・・・アジア大会男子マラソンで再び浮き彫りになった、日中間の大きな差=中国メディア

25日に行われたアジア大会男子マラソンで、中国の多布傑選手が2時間18分48秒の記録で銅メダルを獲得。アジア大会の男子マラソンにおいて初めて中国人選手が表彰台に立った。(イメージ写真提供:123RF)

 中国メディア・東方網は26日、「日本の男子との差が縮まらない背景の真相」とする記事を掲載。記事が「差が縮まらない」としているのは、マラソン競技のことだ。

 25日に行われたアジア大会男子マラソンで、中国の多布傑選手が2時間18分48秒の記録で銅メダルを獲得。アジア大会の男子マラソンにおいて初めて中国人選手が表彰台に立った。また、優勝した日本の井上大仁選手の2時間18分22秒からわずか26秒遅れの大健闘だった。

 しかし、記事によれば「歴史を作ったのは喜ばしいことだが、国内のマラソン大会やランナーの数が増えているにも関わらず、中国男子マラソンの実力はここ数年退化してしまっている」とのことである。

 記事は、日本が続々と実力のあるランナーを生み出している背景として「プロとアマチュアの両輪がしっかりと動いており、半世紀近く続くジョギングやマラソンの人気を正しく利用し、多くのアマチュアランナーをハイレベルな選手に深化させているからだ」とする、中国のマラソン業界関係者の意見を紹介した。

 そして、中国でもプロ選手とアマチュア選手両方の発展に取り組んでいるものの、まだまだ不十分であると指摘。国際大会に出るようなプロの選手が受け取れる給料は微々たるものであるうえ、システマティックなトレーニング体系や保障体系が整っておらず、なかなか成績が伸びないとした。また、アマチュアのランナーたちのトレーニング方法や医療面でのケアも不十分であると伝えている。

 アジアでは頂点に立てる日本の男子マラソン界も、世界が相手となると近年は苦戦が続いており、スピードとタフさを兼ね備えるアフリカ勢にはなかなか歯が立たない状況だ。2年後の東京五輪では、日本勢の表彰台とともに、中国をはじめとするアジア勢の躍進ぶりを見たい。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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