病気が見つかると一家が貧しくなる中国、「日本の医療との差はどれほどか」=中国メディア

病気が見つかると一家が貧しくなる中国、「日本の医療との差はどれほどか」=中国メディア

中国メディアは、保険医療の質の高さ、アクセスの容易さ、医療費負担の公平性を世界の190カ国以上で調べた国際調査の結果に触れ、日本の医療の質は世界トップクラスであったのに対し、中国は60位以下と大きな差があったと紹介した。(イメージ写真提供:123RF)

 国によって受けることのできる医療は大きく異なる。近年は日本の医療サービスを受けるために日本を訪れる外国人も増えているが、中国メディアの快資訊は24日、「中国の医療水準は日本と比較してどれほどの差が存在するのだろうか」と問う記事を掲載した。

 記事はまず、保険医療の質の高さ、アクセスの容易さ、医療費負担の公平性を世界の190カ国以上で調べた国際調査の結果に触れ、日本の医療の質は世界トップクラスであったのに対し、中国は60位以下と大きな差があったと紹介した。

 さらに中国では保健医療に対して不満を持つ人が多く、「医者に病気を診てもらうのは難しく、莫大な費用もかかる」という問題に悩まされていると指摘した。ゆえに「病気が見つかれば、一家が貧しくなる」というのは中国人にとっては切実な心配であるという。

 記事の中国人筆者はつい最近、知り合いの見舞いに病院を訪れたところ、「診察や治療にこんなにもお金がかかるのか」と思い知らされたという。その知り合いは、大都市の有名病院の特別室にコネを使って入院できたというが、部屋の費用、輸入品の点滴、注射や薬に巨額の費用がかかるほか、個人的に医者に包むお金も必要で、「1日あたり8万8000円はかかる計算」だったそうだ。中国人の所得水準から考えれば非常に高額だ。

 これでもまだ、診察を受けられ入院ができただけ良い方であるとし、中国では病院へ緊急搬送されても医療費が支払えないと分かると診察を拒絶されたり、応急処置しか受けられずに手遅れになったという問題も生じている。

 中国では病気になったら自力で病院を探し、人脈を駆使して診察を取り付ける必要がある。さらに治療や入院にかかる様々な費用も安くはないため、病気になると多大な労力と費用が必要になるのだ。こうした中国の現状から見ると、「日本の保健医療の水準は高く、機会があれば日本で医療を受けたい」と思うのも理解できるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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