日中の少年サッカーの実力差は大きい、だが「得られたものも大きかった」=中国メディア

日中の少年サッカーの実力差は大きい、だが「得られたものも大きかった」=中国メディア

中国では卓球やバスケットボールのほか、サッカーの人気が特に高く、都市部では子どもにサッカーをさせる親も増えている。日本と中国のサッカーの代表チームの実力差は非常に大きいと言えるが、これは青少年においても同様のようだ。(イメージ写真提供:123RF)

 中国では卓球やバスケットボールのほか、サッカーの人気が特に高く、都市部では子どもにサッカーをさせる親も増えている。日本と中国のサッカーの代表チームの実力差は非常に大きいと言えるが、これは青少年においても同様のようだ。中国メディアの澎湃新聞はこのほど、「日中の少年サッカーチームの実力差は大きい」と論じる記事を掲載した。

 記事はまず、8月に上海で「上海ユースインターナショナルチャレンジカップ」が行われ、中国と日本のクラブチームに所属するU14の選手たちが試合を行ったと紹介。結果は日本側が4ー0で快勝したが、記事は日本と中国の青少年サッカーの実力差が明確に出たと伝え、少年サッカーの実力差はつまりは「コーチの差」でもあるとし、日本ではプロサッカー選手が引退後に青少年サッカーチームのコーチに就任する例が多いと紹介した。

 また、コーチの実力が青少年サッカーの実力に大きな影響を与えていることを実証している例として、タイの事例を挙げ、「タイのサッカーの実力がめきめきと向上しているのは日本や韓国、そしてヨーロッパから優れたコーチを招いているためだ」と論じた。

 中国では子どもにスポーツをさせるより、勉強が大事だと考える保護者は少なくない。また、都市部では日本のようにサッカーを気軽にできる場所がないケースも多く、サッカーがしたくてもできない子どもは少なくない。こうした環境であるためか、中国ではサッカークラブの数も決して多くはなく、「試合がしたくてもできない」という事例は多いようだ。

 「上海ユースインターナショナルチャレンジカップ」の開催にあたり、中国側は300万元(約4891万元)ほどの費用がかかったようだが、記事は中国の少年たちがサッカーの試合をする機会を提供すると同時に、日本をはじめ、世界のU14の選手たちとの実力差を実感できたのであれば、300万元は価値があったとの声を紹介。中国が青少年サッカー選手を育成するうえでの問題点も見えてきたとし、上海ユースインターナショナルチャレンジカップで得られたものは非常に多かったと紹介している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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