中国の軍艦上に「日の丸」がはためいている・・・一体どういうことだ?=中国メディア

中国の軍艦上に「日の丸」がはためいている・・・一体どういうことだ?=中国メディア

中国初の国産空母が大連の造船所を離れて2度目の試験航行を行った際に、空母のマストに日本国旗の日の丸にとても良く似た旗が掲げられていたことに、多くの中国国民が怪訝に思ったという。(イメージ写真提供:123RF)

 中国メディア・鳳凰網は2日、「中国の軍艦にいつも『日本国旗』が掛かっているのはなぜか」とする記事を掲載した。

 記事は、先日中国初の国産空母が大連の造船所を離れて2度目の試験航行を行ったことを紹介。「多くの人が注目したのが、空母のマストに中国の国旗以外に様々な色の旗が掲げられており、そのうち1つが日本国旗の日の丸にとても良く似ていたということだ。中国軍艦が 『日本国旗』を掲げることについて、多くの人が不可解に思ったようである」と紹介した。

 そのうえで、空母上に掲げられていた「日本国旗」は、実は船舶信号旗であると指摘。「通信技術が発達していなかった時代、海上を航行する船は各種の旗で情報を伝えていた。信号旗は全部で40枚あり、それぞれ異なる形状、デザインからなっていて、アルファベットの文字や数字を示す。多くの人が『日本国旗』と思った旗は、アラビア数字の『1』を示す信号旗だったのだ」と解説している。

 また、信号旗は艦船の状態を知らせるという本来の役割のほかに、重大なセレモニーが行われる際に、船首から船尾にかけてたくさんの旗を掲げて敬意を示すと紹介。「その際、セレモニーに関係する国の旗がある信号旗と似ている場合は、その旗は用いられない。例えば、中国の軍艦が日本を訪れた時には、アラビア数字の『1』を示す信号旗は掲示しないということになる」と伝えた。

 記事はさらに、ハイテクの普及が進む昨今において信号旗本来の役割は低下しつつ、装飾や外国の要人を迎えるためのツールの要素が強くなっていると説明。しかし、無線使用ができない状態、通信系統が破壊された場合は依然として重要な通信手段として活躍するとしている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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