欧州にも認められた中国を代表する果物、たったハエ一匹で日本に輸入を拒まれた!=中国メディア

欧州にも認められた中国を代表する果物、たったハエ一匹で日本に輸入を拒まれた!=中国メディア

福建省?州市平和県の文旦は、肉が詰まっていて種がなく、果汁が多く、爽やかな甘みとかすかな酸味があるとし、1980年代より盛んに栽培されるようになり、欧州をはじめ、ロシア、カナダ、UAEなど29カ国・地域に輸出市場を持っているという。(イメージ写真提供:123RF)

 中国メディア・東方網は5日、「年商50億元を生み出し、欧州へも輸出されている中国特産の果物が、たった1匹のハエで日本から輸出を拒絶された」とする記事を掲載した。

 記事は、「文旦は中国伝統の果物だ。福建省?州市平和県が最も有名な生産地で、県の経済収入の8割が文旦によるものとのこと。毎年文旦だけで50億元あまりの経済規模を持つという」と紹介。同県は文旦の生長に適した自然環境を持ち、現地で栽培された文旦は皮が薄く、肉が詰まっていて種がなく、果汁が多く、爽やかな甘みとかすかな酸味があるとし、1980年代より盛んに栽培されるようになったと伝えた。

 そして、中国国内で「文旦の都」として名の知れた同県の文旦が2014年に念願かなって欧州市場への進出に成功すると、世界各地に販路を拡大し、現在では欧州のほかにロシア、カナダ、UAEなど29カ国・地域に輸出市場を持っていると説明。その一方で、「ある超大国には拒絶された。それは米国だ。そして、米国と同じように平和県の文旦の輸入を拒んだ国がある。それは、日本とオーストラリアである。3カ国が拒んだ理由はほぼ一致している。一匹の小さなハエの問題だったのだ。果物に付くショウジョウバエは管理制御が難しく、ハエを根絶できなかったためにこの3カ国に輸出できなかったのだ」とした。

 日本による食品の安全に対する監督管理の厳しさを示すと言えるエピソードだが、記事は「時代の発展とともに、近年では栽培する文旦の種類も日増しに多様化しており、それぞれ市場で消費者から評価を得ている。そんな中で、速やかにグローバル化を進め、輸出の問題を解決することも、同県にとってしっかり考えなければならない事柄なのだ」と評している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

関連記事(外部サイト)