日本で暮らして3年・・・「智と財」より大切なものを知った=中国メディア

日本で暮らして3年・・・「智と財」より大切なものを知った=中国メディア

日本で下宿生活を送った中国人は、中国ではおしゃれは必要ない、勉強さえできれば良いと言われ続けてきたので、「美とは何か」を学んでこなかったことに気が付いたのだという。(イメージ写真提供:123RF)

 伝統的に赤など目の覚めるような色を好み、熟年の女性でもフリルやレースを多用した服を着る中国人からすると、日本人のファッションは地味に映るようだ。また、化粧でも日本と中国とでは感覚が違う。中国メディアの快資訊は7日、「在日3年で分かってきた日本人の審美観」と題する記事を掲載した。中国人とどこが違うのか紹介している。

 筆者は東京で70歳近くになる女性の家に下宿したという。記事の中国人筆者は、「大成する人は細かなことにこだわらない」との考えで、自身の外観を気にすることはあまりなかったようだが、下宿先の高齢女性がおしゃれだったことで、考え方が変化したという。

 高齢になっても化粧をするおしゃれな大家を「妖怪」とこっそり名づけたという筆者だが、ここに住んでいる間に2度もこの妖怪に「軽蔑」されてハッとしたと振り返っている。一度は、大家が身だしなみを整えていて落ちた髪を丁寧に拾っていた時で、髪の毛まで拾う「潔癖」ぶりに驚いたところ、逆に軽蔑されてしまったという。もう一度は、休みの日にパジャマでソファーに座り、テレビを見ながらせんべいを食べていた時で、「日本に来る前にどんな教育を受けてきたのか」と厳しくたしなめられたそうだ。「自分のイメージを守れない人に何ができるのか」と言われ、初めて外見に注意を払うことの大切さを知ったとしている。

 筆者は、中国ではおしゃれは必要ない、勉強さえできれば良いと言われ続けてきたので、「美とは何か」を学んでこなかったことに気が付いたのだという。中国の多くの家庭では、おしゃれなど無駄であり勉強だけしていれば良いという考えだとしている。そのため、エリート校を出た女性でも外見に自信が持てずにいるが、日本では普通の外見の女性がブランド物に頼らずとも自信にあふれていると指摘。つまり、日本の美しさは生命力によるもので、「智と財」に頼る必要はないのだと結論付けている。

 男女を問わず、自信にあふれた人は美しいものだ。シンプルながら清潔感ある日本人の身だしなみは、周りへの気遣いとも言えるだろう。こうした細やかさは、大成するのにもやはり重要と言えるのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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