旧日本軍によって作られた人工湖、中国の「特別な観光地」に=中国メディア

旧日本軍によって作られた人工湖、中国の「特別な観光地」に=中国メディア

長春市の淨月潭国家森林公園は「淨月潭」と呼ばれる人工湖一帯を森林公園として整備したものだが、中国メディアは「淨月潭は日本の侵略者がかつて長春の水問題を解決するために建造した人工湖」であると伝えた。(イメージ写真提供:123RF)

 中国では国が観光地を等級付けする制度が存在する。最高の等級は5Aであり、次点が4Aという具合だ。等級付けを行うことで観光客を受け入れる体制を整え、全体の質を高めるのが目的であり、広大な国土を持ち、各地に風光明媚な自然が存在するなかで、5A観光地は特別な観光地と言えるだろう。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、吉林省長春市にある「淨月潭国家森林公園」について取り上げ、「日本人が作った人工湖が今では5A観光地となっている」と紹介している。

 淨月潭国家森林公園は「淨月潭」と呼ばれる人工湖一帯を森林公園として整備したものだが、記事は「淨月潭は日本の侵略者がかつて長春の水問題を解決するために建造した人工湖」であると伝えた。その後、中国が人工湖の周辺の緑化を進め、周辺一帯を森林公園に指定、2011年には中国国家旅遊局によって5A観光地に指定したことを紹介した。

 長春は中国東北部にある寒さの厳しい地域であり、冬になると淨月潭はすっかり凍るため、クロスカントリースキーなどの大会も開かれると紹介。もともと旧日本軍によって作られた人工湖が中国の5A観光地となっていることに複雑な心情を示しつつも、現在では大自然の魅力を満喫できる公園に変貌したことを伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

関連記事(外部サイト)