食べ物から生活用品まで、日本が「職人気質」の代名詞になるのはなぜか=中国メディア 

食べ物から生活用品まで、日本が「職人気質」の代名詞になるのはなぜか=中国メディア 

中国メディアは、「日本人は、われわれからすれば取るに足らないと感じるような細かい部分にまでもこだわりを持って追求し続ける。これがまさに、日本の各業界の従事者が持つ『職人気質』なのである」と伝えた。(イメージ写真提供:123RF)

 中国メディア・東方網は19日、「グルメから生活に至るまで、どうして日本人は『職人気質』の代名詞になっているのか」とする記事を掲載した。

 記事はまず、日本の映画やドラマ、アニメといった映像作品においてしばしば「日本一旨いラーメンを作る」、「和菓子作りに全身全霊を注ぐ」といった類のセリフを耳にすると紹介。「日本人は、われわれからすれば取るに足らないと感じるような細かい部分にまでもこだわりを持って追求し続ける。これがまさに、日本の各業界の従事者が持つ『職人気質』なのである」とした。

 そして、日本のグルメの代名詞と言える寿司を例に挙げ、「もし本当に日本人の極致の精神がこもった寿司を味わいたいのであれば、実際に日本の行ってワサビや酢といった部分にまでこだわりぬいた寿司を食べなければならない。ワサビは寿司に欠かせない食材だが、最もその味を生かすにはその場ですりおろす必要がある。そして、すりおろす道具にもこだわりが必要で、サメの皮を木の板に張り付けたものを使っておろすのが極致とされているのだ」と説明している。

 さらに、寿司酢に用いられる米酢についても、「まず、お米を醸造して日本酒を作り、それをさらに発酵させることで完成する。その工程には10か月もの時間がかかるが、時間をかけてじっくり発酵させることで米がもともと持つ柔らかな香りを残しつつ、アミノ酸による豊かなうまみ、豊潤な酸味、柔らかな口当たりが生まれるのだ」としている。

 そのうえで記事は職人気質について、「伝統に源を発すると同時に、今の時代においても共存し得るもの」と説明。今は木を削る際には電動カンナを使うことができるが、最終的には木工職人たちが熟練の技で表面をピカピカに削りあげるプロセスが必要であり、工程の一部をライン化しても必ずどこかで職人の技術が必要になるとし、「日本のイノベーション技術の発展も、科学技術文化の普及も、実は『職人気質』を日々実践して積み重ねてきた結果なのだ」と論じた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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