日本はなぜ犯罪が少ないの? 「治安の良さは日本社会の成熟さを示している」=中国

日本はなぜ犯罪が少ないの? 「治安の良さは日本社会の成熟さを示している」=中国

中国メディアは、日本でも犯罪は発生するが、件数は少ないと指摘。たとえば、北海道地震による被害は大きかったが、大きな犯罪の話は聞かず、停電中のコンビニでタバコ2箱を盗んだ男がいた程度だったと紹介した。(イメージ写真提供:123RF)

 日本は治安の良い国として知られている。中国も治安が良いと言われるが、銀行の現金輸送車は物々しい防弾仕様で銃を構えて警備していたり、無数の防犯カメラを設置して顔認識システムを駆使したりと、日本とは意味合いが異なっているように感じる。特に盗難の多さは日本の比ではない。中国メディアの一点資訊は17日、「日本はなぜ犯罪率がこんなにも低いのか」と題した記事を掲載した。

 記事は、日本でも犯罪は発生するが、件数は少ないと指摘。たとえば、北海道地震による被害は大きかったが、大きな犯罪の話は聞かず、停電中のコンビニでタバコ2箱を盗んだ男がいた程度だったと紹介。ある調査では、日本人の8割が治安に対して安心感を持っていると答えたことを伝えている。

 日本で犯罪が少ない理由として、記事は5つの理由を指摘している。1つは、日本人は「自律心が強い」ことだ。何をして良いか悪いかを子どものころから教えられ、自分を律する習慣ができていると論じた。2つ目は「法の意識が強い」こと。子どものころから「嘘と盗みはするな」と口を酸っぱくして言われているため、窃盗は日本人にとって非常に恥ずかしいことだとした。

 3つ目は「警察は小さな犯罪でも逮捕する」ことだ。記事は、トイレットペーパーを盗んだだけで窃盗罪になり逮捕されたという事例を紹介。被害額に応じて警察の対応が異なる中国との違いを強調している。4つ目は「犯罪に対する代償が大きいこと」。小さな盗みでも窃盗罪となり犯罪記録が残るため、結婚や就職などに一生影響が付いてまわり、犯罪の抑止力になっていると論じた。最後は「警察官が多いこと」だ。いたるところに交番があり、夜にはパトロールをする効果が表れているという。

 結論として記事は、「日本の治安の良さは日本社会の成熟さを示している」とまとめた。年功序列や福祉の充実などで生活に一定の安心感がある上に、法律も厳しいので誰も法を犯さないのだろうと論じている。中国では窃盗は非常に多く、どの住宅にも窓には侵入防止の格子が備え付けられているほどだ。常に犯罪者を意識しなければならないのはストレスのかかる生活であり、この点、日本の生活は恵まれていると言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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