日本の「猫島」で実施されたある行動から、中国社会が学ぶべきこと=中国メディア

日本の「猫島」で実施されたある行動から、中国社会が学ぶべきこと=中国メディア

中国メディアは「日本で有名な『猫島』として知られる愛媛県大洲市の青島で、増え過ぎたネコのさらなる増加を防ぐため、公益財団法人どうぶつ基金が島のネコに対して避妊手術を実施することを発表した」と紹介した。(イメージ写真提供:123RF)

 中国のネット上ではしばしば日本のことがネコ文化が盛んな国として紹介される。その中で、現地住民と多くのネコとが共存する「猫島」が取り沙汰されるのだが、中国メディア・東方網は28日、愛媛県にある「猫島」による取り組みについて、中国社会も学ぶ値する点があると伝えた。

 記事は、「日本で有名な『猫島』として知られる愛媛県大洲市の青島で、増え過ぎたネコのさらなる増加を防ぐため、公益財団法人どうぶつ基金が島のネコに対して避妊手術を実施することを発表した」と紹介。これは野良ネコの数をコントロールし、生態バランスを崩さないための良い措置であると説明した。

 そのうえで、中国では一部の地域において野良ネコの数が増えており、人間たちがエサを与えているほか、民家にコッソリ入って食べ物や家禽を捕食する状況が発生しているとし、経済的な損害のみならず、野良ネコが人畜に対する病原菌を媒介する恐れもあるため、社会の不安定を招く要因の1つになっていると指摘した。

 また、「一部の心ある人たちは、野良ネコを憐れんで自ら飼うことを選ぶ。しかし、野良ネコの繁殖速度は非常に高く、到底飼い入れるだけでは野良ネコを減らすことは不可能だ」とし、現状では野良ネコの数をコントロールできる唯一の実行可能な方法が避妊手術であり、これ以上良い方法は存在しないと伝えている。

 青島に生息するネコに対する全頭避妊については、人間とペットが共存していくうえでの大きな問題を提起している。ペットたちはあくまでも人間のパートナーであり、人間の都合で好きなように扱える「モノ」ではないということに気をつけなければならない。どうしたら人間とペットが互いに快適に、幸せに生きていけるかについての模索は、今後も続くことだろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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