スポーツに国境なし! たった3文字で中国ネット民の大喝采を勝ち取った日本人ボクサー=中国メディア

スポーツに国境なし! たった3文字で中国ネット民の大喝采を勝ち取った日本人ボクサー=中国メディア

中国メディアは、「2013年にプロ入りし、17年には中国のボクシング王・鄒市明を破ってWBOフライ級世界王者に輝いた」とし、日本人ボクサー・木村翔が酒の運搬のアルバイトを続けながらトレーニングに励む様子が中国のネット上で紹介され、大きな共感を集めたことを紹介している。(イメージ写真提供:123RF)

 中国メディア・東方網は28日、「スポーツに国境はない! 王者を失った日本人ボクサーが、中国のネットユーザーから続々と賞賛を浴びている」とする記事を掲載した。

 記事は、「ボクシングは長きにわたり世界で広く愛されてきたスポーツの1つであり、男性のみならず女性にも多くのファンがいる。危険と隣り合わせであるにもかかわらず、多くの人がボクシングの世界に入るのは、ボクシングに対する愛と、輝かしい成果を挙げたいと思うからだ」としたうえで、その1人として1988年生まれの日本人ボクサー・木村翔の名前を挙げた。

 そして、「2013年にプロ入りし、17年には中国のボクシング王・鄒市明を破ってWBOフライ級世界王者に輝いた」とし、木村が酒の運搬のアルバイトを続けながらトレーニングに励む様子が中国のネット上で紹介され、大きな共感を集めたことを紹介している。

 しかし、木村は9月24日に行われた防衛戦で同じ日本人の若手ボクサー田中恒成に判定負けを喫し、世界王者のベルトを失ってしまう。記事は、王者陥落後に木村が中国版ツイッター・微博(ウェイボー)アカウントを開設するとともに、中国語で「対不起」(ごめんなさい)とたった一言書き込んだところ、中国のネットユーザーから「がんばって。捲土重来を期待している」、「あなたは私のアイドルだ。永遠に応援し続ける」といった賞賛や励ましのメッセージが続々と寄せられたと伝えた。

 そして「この現象は、スポーツに国境がないことを十分に説明している。その選手がどの国籍だろうが、スポーツの精神、ボクサーとしての精神はリスペクトされるに値するものなのだ」と評した。

 昨年、中国のヒーローだった鄒市明を倒した際には中国国内からブーイングが噴出したが、鄒市明がその後潔く負けを認めぬ往生際の悪さを見せたこと、対照的に木村がストイックな生活のなかで鍛錬を積み王座に登り詰めたことが紹介されて人気が逆転し、木村は日本国内以上に中国で有名な日本人ボクサーとなった。今後も多くの中国人ファンが、木村のファイトを楽しみにしていることだろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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