日系車を罵りつつも、それでも中国人が「日系車を選ぶ理由」=中国メディア

日系車を罵りつつも、それでも中国人が「日系車を選ぶ理由」=中国メディア

中国メディアは、日系車は中国南部で特に高く支持されていて、香港などでは「耐久性と信頼性が高いため長く乗り続けることができ、カーブが多い街乗りに最適」だと高く評価されていると紹介した。(イメージ写真提供:123RF)

 日本に対して否定的な感情を抱く人が少なからず存在する中国。これまで起きた反日デモでは多くの日系車が破壊されるなど、反日感情の高まりは日系車にその矛先が向かいやすい環境にあると言える。

 また、中国のネット上では今も日系車を批判する声が存在するのも事実だが、中国自動車市場で日系車の販売は好調だ。一見すると矛盾しているようにも見える日系車を取り巻く中国国内の環境について、中国メディアの易車は9月30日、日系車の代表としてトヨタ・カローラを例に「中国人が日系車を罵りながらも、日系車に乗る理由」について考察する記事を掲載した。

 中国では日系車について「ボディに使われている鋼板が薄く、安全性に劣る」といったデマが存在する。しかし、記事はカローラは世界で最も累計販売台数が多い車であり、世界で圧倒的な支持を得ていることを強調。また、中国国内でこのほど、カローラが2台の大型トラックに前後を挟まれ、車は大破したが、カローラの運転手は無傷だったという事故が起きたことを紹介し、その安全性の高さを証明したと指摘した。

 続けて、日系車は中国南部で特に高く支持されていて、香港などでは「耐久性と信頼性が高いため長く乗り続けることができ、カーブが多い街乗りに最適」だと高く評価されていると紹介。また、中国市場に投入する車種では外観などを中国向けにアレンジして中国市場でさらなる支持を勝ち取ったと強調し、デマを打ち消す安全性の高さを証明し、しかも壊れにくくて燃費も良いとなれば、カローラが売れるのはごく当たり前のことであると強調した。

 カローラは中国市場でもっと売れるポテンシャルを持つはずと指摘する一方で、中国メーカーからカローラのように長年愛される車が生まれることを願ってやまないと伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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