台風の襲来、水没からわずか2週間で完全復旧した関西空港 日本人の緊急対応力に改めて感嘆する=中国メディア 

台風の襲来、水没からわずか2週間で完全復旧した関西空港 日本人の緊急対応力に改めて感嘆する=中国メディア 

台風の直撃によって大きな被害を受けた関西国際空港について、中国メディアは、「関西空港では開港から24年で初めて水害に遭遇したが、短期間のうちに空港の機能を取り戻した。これには賞賛、感嘆させられる」と伝えている。(イメージ写真提供:123RF)

 中国メディア・東方網は1日、台風の直撃によって大きな被害を受けた関西国際空港がわずか17日で全面的に復旧したことについて、中国でも災害発生時の想定をする際に参考にすべきとする記事を掲載した。

 記事は、「9月4日、台風21号が四国に上陸後、大阪湾の南側から本州に上陸し、大阪湾に位置する関西国際空港は海水に埋もれてしまい、空港の機能がマヒした。さらに追い打ちをかけたのが、航空燃料を関空に運ぶタンカーが漂流して陸上と浮島の空港を唯一結ぶ交通連絡橋に衝突してしまったことだ。これによって橋が使えなくなり、多くの利用客と空港スタッフが空港に閉じ込められることになった」と紹介した。

 そして、「当初は多くの人が、完全復旧する前に数カ月、場合によっては半年以上かかるのではないかと考えていた」とする一方で、比較的損害の小さかったLCC用の第2ターミナルは一時的な修復によって機能を回復し、台風通過の翌日夕方にはB滑走路に旅客機が着陸。7日には同ターミナルを使用するピーチ航空と日本航空が一部の国内線の運行を復活させ、8日にはピーチ航空の国際線も再開した。そして、18日早朝には大阪の中心と空港を結ぶ重要な手段である鉄道が復旧した」と伝えている。

 さらに、被害が最も大きかった第1ターミナルでは大量の海水が地下室や駐車場、駅などに入り込み、連夜の排水作業とともに復旧作業が行われ、21日には第1ターミナルも全面的な使用が再開されたと紹介。台風が通過してからわずか17日で、関西空港の旅客輸送は99%回復したと説明した。

 記事は、「関西空港では開港から24年で初めて水害に遭遇したが、短期間のうちに空港の機能を取り戻した。これには賞賛、感嘆させられる。われわれも、日本人の災害対応についてしっかり考え、将来に多様な状況が発生した時の対応の参考にしてはどうだろうか」と問いかけている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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