日本人は親切で、差別もなかった「20年も日本で暮らすに至った理由」=中国メディア

日本人は親切で、差別もなかった「20年も日本で暮らすに至った理由」=中国メディア

中国メディアは、1980年代に日本に留学し、その後日本の会社に就職したという中国人が「20年も日本で暮らすに至った理由」について紹介する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 仕事、留学、旅行などで日本を訪れる中国人は増加を続けており、それだけ両国の距離が近くなったことを感じさせる。こうした現在の状況と比較すると、30年以上前に中国から日本へ留学する人は非常に少なく、周囲の状況も今とは大きく異なっていたと思われる。

 中国メディアの捜狐はこのほど、1980年代に日本に留学し、その後日本の会社に就職したという中国人が「20年も日本で暮らすに至った理由」について紹介する記事を掲載した。

 記事は、1960年代に生まれた中国人が受けた教育は基本的に反日教育であったと振り返り、この中国人も「日本へ行く前は、日本に対してマイナスのイメージしか持っていなかった」ようだと紹介。しかし、留学のために日本に降り立ったその日、日本人の教授自らが迎えに来てくれ、その後もずっと公私共に家族同然の付き合いをしてくれたとし、「この日本人教授は、人柄や態度を含め、尊敬する人物の1人となった」と伝えた。

 また、この中国人は他の同胞から「日本人に差別を受けたことはないか」と尋ねられることも多かったようだが、「一度も差別を感じたことはなく、在学中も職場でも、周囲の日本人と同じように扱われた」と振り返った。

 そのほかに印象深い出来事として、九州を自転車で一周した際の体験も日本をより深く知る機会となったと紹介した。今から30年前と言えば、日中の経済格差は大きかったが、「個人として接触した日本人は、見ず知らずの中国人に対してとても親切だった」と紹介。そして、自分も含め中国人が抱いていた「日本人はケチで冷たい」という印象を完全に覆すものとなったとしている。

 最後に、これらは日本に対する個人的な意見であることを認めつつも、日本で20年にわたって生活した経験に基づき、「中国は日本から学べる部分がたくさんあり、そこに目を向けることは中国の発展につながっていく」と主張した。

 記事の内容からは日本を訪れたことで、日本に対する理解が深まり、個人の見方が大きく変化したことが見れとれる。現在、多くの中国人が訪日しているが、真の日本に触れてもらうことで相互理解につながっていくことを期待したい。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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