また日本人がノーベル賞、「中国人は不動産を転がしている場合じゃない」=中国メディア

また日本人がノーベル賞、「中国人は不動産を転がしている場合じゃない」=中国メディア

京都大学の本庶佑特別教授が2018年ノーベル生理学・医学賞を受賞したことについて、中国メディアは、「中国人は不動産を転がしている場合ではない」と伝え、日本人のノーベル賞受賞が相次ぐ背後について考察する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 中国では株式や不動産への投資が活発であり、個人投資家の数も非常に多い。また、投資や融資などは手っ取り早く儲かるという理由で、本業そっちのけで財テクに注力する企業も多いと言われている。

 京都大学の本庶佑特別教授が2018年ノーベル生理学・医学賞を受賞したことについて、中国メディアの捜狐は3日、「中国人は不動産を転がしている場合ではない」と伝え、日本人のノーベル賞受賞が相次ぐ背後について考察する記事を掲載した。

 記事は、日本が2001年に科学技術基本計画を発表した際、「50年間にノーベル賞受賞者30人程度を輩出する」と目標を掲げたことを紹介しつつ、「日本はこの常軌を逸した目標に向けて着実に前進し続けている」と指摘し、これは「恐るべきことである」と主張。

 さらに、50年間でノーベル賞受賞者30人という目標は「夢物語」にしか聞こえなかったと指摘する一方、日本は米国籍の受賞者を含めれば18年間ですでに18人の受賞者を輩出したと指摘し、「このペースは英国やドイツ、フランスを上回っており、米国を除いて日本と肩を並べられる国はない」と強調した。

 しかも、日本人受賞者は日本で生まれ、日本で学び、日本で研究を成功させた人ばかりであることは驚きに値すると主張。中国の場合は中国系の研究者がノーベル賞を受賞した事例はあれど、海外で生まれ、海外で学び、海外の研究室で成果を挙げた華人ばかりだと指摘し、中国本土で生まれ、中国で学んだ人物のうち、ノーベル賞を受賞した中国人は1人しかいないと論じた。

 続けて記事は、日本人がノーベル賞を受賞できるのは「日本がそれだけ科学技術と教育を重視しているためだ」と主張する一方、中国では不動産や金融への投資ばかりがもてはやされ、イノベーションへの投資は非常に少ないと強調。日本人が目標に向けて着実に前進し続けているなか、「中国人は不動産を転がしている場合ではない」と伝えた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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