我々と日本人の生活を比べてみたら「日本人ほうがゆとりがありそう」=中国

我々と日本人の生活を比べてみたら「日本人ほうがゆとりがありそう」=中国

日本の物価は中国よりも高く、生活が苦しいといわれるが、中国メディアは、日本の物価は「中国で報じられているほど高くない」うえに、収入との割合で言えば日本人のほうが「ゆとりある生活」をしていると紹介している。(イメージ写真提供:123RF)

 中国では「日本は先進国であるため生活水準が高いものの、物価が高くて大変」だと言われている。では実際のところ中国人の生活と比べてどうなのだろうか。中国メディアの今日頭条はこのほど、「日本人と中国人の現実の生活の違い」と題する記事を掲載した。

 確かに日本の物価は中国よりも高いが、生活するのが苦しいかどうかは「収入とのバランス」によって決まる。記事は、日本の物価は「中国で報じられているほど高くない」うえに、収入との割合で言えば日本人のほうが「ゆとりある生活」をしていると紹介している。例えば「自動車の購入」については、日本では平均的な月収からすると4カ月分の収入で購入できると紹介。そのため日本では自動車は普段の足がわりという感覚だが、中国では平均収入からすると自動車は非常に高い買い物だと指摘した。

 住宅についても、金額からすると日本の住宅は中国の大都市と同じくらい高額だが、収入から比較すれば中国ほど負担にはなっていないと指摘。頭金は中国よりずっと少なくて済み、世帯収入の6ー9年分で5部屋か6部屋ある一戸建て住宅を購入できるが、中国では頭金が非常な高額なうえに、世帯収入の10年以上か20年分の収入で3部屋の家を購入するのが一般的だと紹介している。

 また、衣食でも日本人の生活にはゆとりがあるという。Tシャツなどの衣類が、日本では海外製なら中国よりも安く買え、日本製でもさほど高くない。食費も、日本の食は高いというイメージがあるが、収入の割合で言えば中国の方が高いくらいだとしている。

 ほかにも、交通費や飲食店での飲酒、医療保険の適用範囲、子どもの養育費の面でも日本での生活は負担が少ないと指摘。特に子どものいる家庭には補助金も出るというのは中国と大きく異なる点だろう。この点、中国は一人っ子政策が緩和されたのに2人目の出産に多くの人が躊躇していることからも、子どもの養育費がいかに高くて大変であるかが分かる。

 このように、金額だけを見ると日本の生活は大変そうに感じるが、年収の割合からすると、衣食住にかかる費用はずっと安いと言えるようだ。中国では物価の上昇に給与の上昇が追いついていないと言われる。日本人のほうが生活にはずっとゆとりがあるといえそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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