日本人のノーベル賞受賞に思う、わが国は日本に比べるとまだまだ「稚拙」=中国メディア

日本人のノーベル賞受賞に思う、わが国は日本に比べるとまだまだ「稚拙」=中国メディア

中国メディアは、今年も日本人がノーベル賞を受賞し、「50年で30人という目標の半分以上を達成した」と紹介。日本はアジアで本当の意味で初めて近代国家になった特殊な国だと称賛している。(イメージ写真提供:123RF)

 日本人のノーベル賞受賞が決まり、この明るいニュースに日本中が沸き立った。このニュースを機に、中国のネット上では日本を称賛する記事が目立つようになっている。中国メディアの捜狐は3日、日本には成熟した科学技術のシステムがあり、急速に発展したとはいえ中国は日本に比べればまだ「稚拙な点が目立つ」とする記事を掲載した。

 記事はまず、今年も日本人がノーベル賞を受賞し、「50年で30人という目標の半分以上を達成した」と紹介。日本はアジアで本当の意味で初めて近代国家になった特殊な国だとしている。

 それにしても、敗戦国の日本がなぜ中国やアジア諸国を上回る速度で発展できたのだろうか。実際、戦後20年も経たずに東京オリンピックを開催できたことは驚くべきことだ。記事は、敗戦したことがかえって保守的な日本を変えるきっかけになったと分析。日本は近代以降、多くの企業が特定の分野に絞って開発研究を続けてきた。自動車はトヨタや三菱、ホンダ、日産、また機械はコマツや日立などだ。そのおかげで日本には世界をリードする基幹技術をたくさん持っていると称賛した。もちろん規模では米国やEUほどではないが、「発展の質で言えば遜色がない」という。

 記事はこの点、中国は日本と比べてしまうと多くの分野でまだまだ成熟していないと指摘。精密加工や材料など基礎分野では日本とは大きな開きがあるとは認めながらも、中国の発展速度からすると世界でもトップを争うようになる未来があるかもしれないと希望的観測を述べた。

 最後に記事は、「中国と日本が科学技術で協力するというのもあり得ない話ではない」とさえ期待しており「決してまったく想像もできないような話というわけではない」としている。自らの科学研究分野はまだ未成熟でありながら、日本との協力に期待するというのは何とも虫の良い話にも聞こえるが、いずれにしても目覚ましい進歩を遂げた中国と日本との差はまだまだ大きいようである。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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